特許
J-GLOBAL ID:201203001606737960
記録装置及びその記録位置調整方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
大塚 康徳
, 高柳 司郎
, 大塚 康弘
, 木村 秀二
, 下山 治
, 永川 行光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-174726
公開番号(公開出願番号):特開2012-035419
出願日: 2010年08月03日
公開日(公表日): 2012年02月23日
要約:
【課題】複数記録ヘッド間の記録媒体の搬送方向に沿った配置ずれに起因した記録走査間のスジムラの低減。【解決手段】第1及び第2の記録ヘッドのノズル列からインクを吐出させて記録媒体上に第1の調整パターンを記録させ、測定結果に基づいて第1の記録ヘッドと第2の記録ヘッドとの搬送方記録位置のずれ量を補正するための第1の調整値を算出し、第1の調整値に基づいて第1及び第2の記録ヘッドのいずれの範囲のノズルを記録に使用するかを決定し、当該決定したノズルにおいて第1の記録ヘッドにおける搬送方向の最上流側から所定数のノズルと第2の記録ヘッドにおける搬送方向の最下流側から所定数のノズルとからインクを吐出させて、記録媒体上に第2の調整パターンを記録させ、測定結果に基づいて記録媒体の搬送量を補正するための第2の調整値を算出し、記録走査が行なわれる度に、補正後の搬送量分、記録媒体を搬送させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数のノズルが配列された第1の記録ヘッドと第2の記録ヘッドとが各々の記録ヘッドにおけるノズル配列方向が記録媒体の搬送方向と同じ方向になるように配置されるとともに、前記搬送方向に関して前記第1の記録ヘッドが上流側に配置され、前記第2の記録ヘッドが下流側に配置され、各々の記録ヘッドにおけるノズルの一部が前記ノズル配列方向に関して重複するように配置されるマルチ記録ヘッドを有し、当該マルチ記録ヘッドを前記搬送方向と交差する方向に走査することにより前記記録媒体上に所定の記録幅で記録を行なう記録走査と、前記搬送方向への所定の搬送量分の前記記録媒体の搬送とを繰り返すことにより記録を行なう記録装置であって、
前記第1の記録ヘッド及び前記第2の記録ヘッドに配列されたノズル列からインクを吐出させて前記記録媒体上に第1の調整パターンを記録させる第1の記録制御手段と、
前記記録装置の内部又は外部に設けられた光学センサを用いて前記第1の調整パターンを読み取った測定結果に基づいて前記第1の記録ヘッドと前記第2の記録ヘッドとの前記搬送方向に沿った配置のずれにより生じる記録位置のずれ量を補正するための第1の調整値を算出する第1の算出手段と、
前記第1の調整値に基づいて前記第1の記録ヘッド及び前記第2の記録ヘッドそれぞれに配列されたいずれの範囲のノズルを記録に使用するかを決定する決定手段と、
1ノズル列あたりのノズル間隔よりも短い距離を単位として前記記録媒体を前記搬送方向に搬送可能な搬送手段と、
前記決定されたノズルにおいて、前記第1の記録ヘッドにおける前記搬送方向の最上流側から所定数のノズルと前記第2の記録ヘッドにおける前記搬送方向の最下流側から所定数のノズルとからインクを吐出させて、前記記録媒体上に第2の調整パターンを記録させる第2の記録制御手段と、
前記光学センサを用いた前記第2の調整パターンの測定結果に基づいて前記記録媒体の搬送量を補正するための第2の調整値を算出する第2の算出手段と、
前記第2の調整値を用いて前記所定の搬送量を補正した補正後の搬送量を算出する第3の算出手段と、
前記記録走査が行なわれる度に、前記補正後の搬送量分、前記搬送手段に前記記録媒体を搬送させる搬送制御手段と
を具備することを特徴とする記録装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (8件):
2C056EA08
, 2C056EB27
, 2C056EC12
, 2C056EC28
, 2C056EC34
, 2C056EC69
, 2C056FA10
, 2C056HA07
引用特許: