特許
J-GLOBAL ID:201203003387107282

緊張係留浮体構造物の設置方法及び緊張係留浮体構造物の設置用船

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田村 敬二郎 ,  小林 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-148690
公開番号(公開出願番号):特開2012-011845
出願日: 2010年06月30日
公開日(公表日): 2012年01月19日
要約:
【課題】浮体構造物とアンカーとの位置関係を保ちながら浮体構造物を係留し、かつ動揺安定性を確保して設置水域まで移動可能であるとともに浮体構造物を位置精度よく設置可能な緊張係留浮体構造物の設置方法及び設置のための船を提供する。【解決手段】水上または水中に設置される浮体構造物12と、水底に設置されるアンカー15と、浮体構造物とアンカーとの間に配置される緊張係留索14と、を用いて浮体構造物を係留し、設置する方法であって、設置のための専用船10を用意し、専用船は、浮体構造物を係留するための第1係留手段24と、アンカーを係留するための第2係留手段25,25aと、を備え、アンカーを第2係留手段によって水底に設置し、浮体構造物と水底に設置されたアンカーとの間に緊張係留索を第1係留手段によって設置し、浮体構造物の浮力調整及び/又は前記緊張係留索の巻き取り・巻き戻し調整により緊張係留索に所定の張力をかける。【選択図】図1
請求項(抜粋):
水上または水中に設置される浮体構造物と、水底に設置されるアンカーと、前記浮体構造物と前記アンカーとの間に配置される緊張係留索と、を用いて、前記浮体構造物の浮力により前記緊張係留索に張力をかけることで前記浮体構造物を係留することで設置する方法であって、 前記浮体構造物の設置のための専用船を用意し、 前記専用船は、前記緊張係留索を用いて前記浮体構造物を係留するための第1係留手段と、前記アンカーを係留するための第2係留手段と、を備え、 前記浮体構造物と前記アンカーとの位置関係を保ちながら前記浮体構造物を前記第1係留手段により前記専用船に連結して係留しかつ前記アンカーを前記第2係留手段により前記専用船に保持して係留した状態で前記専用船が前記浮体構造物の構築位置まで移動し、 前記アンカーを前記第2係留手段によって水底に設置し、 前記浮体構造物と前記水底に設置されたアンカーとの間に前記緊張係留索を前記第1係留手段によって設置し、 前記浮体構造物の浮力調整及び/又は前記緊張係留索の巻き取り・巻き戻し調整により前記緊張係留索に所定の張力をかけることを特徴とする緊張係留浮体構造物の設置方法。
IPC (3件):
B63B 21/50 ,  B63B 35/00 ,  E02B 3/20
FI (3件):
B63B21/50 A ,  B63B35/00 C ,  E02B3/20 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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