特許
J-GLOBAL ID:201203003722610741
コンクリート構造物の劣化防止方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (2件):
林 信之
, 安彦 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-131002
公開番号(公開出願番号):特開2011-256065
出願日: 2010年06月08日
公開日(公表日): 2011年12月22日
要約:
【課題】水ガラスをゲル化して水密化させ、併せて以降の中性化を防止することが可能であり、更にゲル化するまでに雨水等により水ガラスがコンクリート構造物の表層から流出するのを防止可能なコンクリート構造物の劣化防止方法を提供する。【解決手段】水ガラス液にセメント組成分を溶解させた劣化防止剤をコンクリート構造物5の表面に塗布して劣化防止層6を形成するとともに当該コンクリート構造物5にこれを含浸させ、劣化防止層6の表面に対して、劣化防止剤がゲル化する前に上塗用のセメント7を塗布又は散布することにより、劣化防止層6を、より高速でゲル化させて不透水皮膜8とし、含浸させた劣化防止剤に含まれているセメント組成分中の水酸化カルシウムと水ガラスとを反応させることにより生成させるケイ酸カルシウムを、より低速でゲル化させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
水にセメント組成分を溶解させた飽和水溶液に水ガラスを混合した劣化防止剤をコンクリート構造物の表面に塗布して劣化防止層を形成するとともに当該コンクリート構造物内にこれを含浸させ、
上記劣化防止層の表面に対して、上記劣化防止剤がゲル化する前に上塗用のセメントを塗布又は散布することにより、上記劣化防止層を、より高速でゲル化させて不透水皮膜とし、
上記含浸させた劣化防止剤に含まれているセメント組成分中の水酸化カルシウムと上記水ガラスとを反応させることにより生成させるケイ酸カルシウムを、低速でゲル化させること
を特徴とするコンクリート構造物の劣化防止方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (8件):
2E176AA01
, 2E176BB03
, 2E176BB04
, 2E176BB15
, 4G028DA01
, 4G028DA02
, 4G028DB01
, 4G028DC01
引用特許:
審査官引用 (5件)
-
コンクリートの補修方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-213380
出願人:株式会社アストン, 開発コンクリート株式会社
-
特開昭57-201569
-
コンクリート又はモルタルの補強材及び補強工法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-112402
出願人:富士化学株式会社
-
特開昭62-117957
-
グラウト材
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-369370
出願人:有限会社シモダ技術研究所
全件表示
前のページに戻る