特許
J-GLOBAL ID:201203007078187676

R-Fe-B系微細結晶高密度磁石

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 奥田 誠司 ,  喜多 修市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-010838
公開番号(公開出願番号):特開2012-099852
出願日: 2012年01月23日
公開日(公表日): 2012年05月24日
要約:
【課題】3mm以下のような小型でも磁気特性が劣化しないR-Fe-B系微細結晶高密度磁石を提供する。【解決手段】本発明のR-Fe-B系微細結晶高密度磁石は、熱間成形法によることなく熱エネルギーのみで緻密化したR-Fe-B系微細結晶高密度磁石であって、各々が平均結晶粒径0.01μm以上2μm以下のNd2Fe14B型結晶相の集合組織を有する複数の粉末粒子が結合した構造を備える。粉末粒子の平均粒径は20μm未満であり、Rを希土類元素の組成比率、Qを硼素の組成比率(炭素が添加されている場合は硼素および炭素の組成比率)とするとき、10原子%≦R≦30原子%、および、3原子%≦Q≦15原子%の関係を満足し、密度が真密度の93%以上である。この粉末粒子の間に位置する領域に希土類リッチ相が存在し、磁石の中央部を通る断面において、断面積が1μm2以上10μm2以下の前記希土類リッチ相の個数密度が1.6×104個/mm2以上である。【選択図】図1A
請求項(抜粋):
熱間成形法によることなく熱エネルギーのみで緻密化したR-Fe-B系微細結晶高密度磁石であって、 各々が平均結晶粒径0.01μm以上2μm以下のNd2Fe14B型結晶相の集合組織を有する複数の粉末粒子が結合した構造を備え、前記粉末粒子の平均粒径は20μm未満であり、 Rを希土類元素の組成比率、Qを硼素の組成比率(炭素が添加されている場合は硼素および炭素の組成比率)とするとき、 10原子%≦R≦30原子%、および、3原子%≦Q≦15原子%の関係を満足し、 密度が真密度の93%以上であり、かつ、前記粉末粒子の間に位置する領域に希土類リッチ相が存在し、前記磁石の中央部を通る断面において、断面積が1μm2以上10μm2以下の前記希土類リッチ相の個数密度が1.6×104個/mm2以上である、R-Fe-B系微細結晶高密度磁石。
IPC (2件):
H01F 1/057 ,  C22C 38/00
FI (2件):
H01F1/04 H ,  C22C38/00 303D
Fターム (4件):
5E040AA04 ,  5E040CA01 ,  5E040NN01 ,  5E040NN06
引用特許:
出願人引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る