特許
J-GLOBAL ID:201203009703827886

記録装置及び吐出性能回復方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-263493
公開番号(公開出願番号):特開2012-111174
出願日: 2010年11月26日
公開日(公表日): 2012年06月14日
要約:
【課題】液体の消費を抑えつつ吐出性能を回復させやすい。【解決手段】吐出口において吐出不良が生じており、その原因が、メニスカスが破壊されて個別インク流路内へと気泡が混入したことである場合(ステップS21、気泡混入)には、メニスカス復元動作(ステップS22)を実行する。メニスカス復元動作では、まず吐出面をキャップで被覆すると共に、キャップ内を吸引して減圧する。その後、吐出不良が生じている吐出口に対応する個別電極へと、パルス幅TがT>Toを満たすような電圧パルス信号を供給する。Toは、吐出口からの液体の吐出速度が最大且つ極大となるようなパルス幅の大きさに相当する。【選択図】図13
請求項(抜粋):
液体を吐出する吐出口と、前記吐出口へと液体を供給する液体流路と、前記液体流路の途中に設けられた圧力室と、前記圧力室の容積をV1からV1より大きいV2に変更した後、V1へと戻す容積変更動作を実行することにより前記吐出口から液体を吐出させるアクチュエータとを有する液体吐出ヘッドと、 前記液体吐出ヘッドの前記吐出口が開口した吐出面に当接して前記吐出口が形成された吐出領域を覆うキャッピング手段と、 前記キャッピング手段が前記吐出領域を覆った状態で、前記キャッピング手段と前記吐出面に囲まれる内包空間内の圧力を変更する圧力変更手段と、 前記圧力変更手段及びアクチュエータを制御して前記吐出口の吐出性能の回復動作処理を実行する回復動作制御手段とを備えており、 前記アクチュエータが、前記圧力室の容積をV1からV2に変更し始めてからV1に戻し始めるまでの時間Tに関して、T=To(To>0)となるように前記容積変更動作が実行されたときに、前記吐出口から吐出される液体の吐出速度が最大且つ極大となる特性を有しており、 前記回復動作処理が、 液体のメニスカスが形成されている前記吐出口から液体が排出されない範囲で前記内包空間内を減圧する圧力低下動作を前記圧力変更手段に実行させた後に、T>Toであり且つ前記吐出口から液体が吐出されない範囲で前記容積変更動作を前記アクチュエータに実行させる処理を含んでいることを特徴とする記録装置。
IPC (2件):
B41J 2/18 ,  B41J 2/185
FI (1件):
B41J3/04 102R
Fターム (24件):
2C056EA14 ,  2C056EA25 ,  2C056EA27 ,  2C056EB08 ,  2C056EB27 ,  2C056EB38 ,  2C056EB40 ,  2C056EC07 ,  2C056EC08 ,  2C056EC22 ,  2C056EC23 ,  2C056EC24 ,  2C056EC25 ,  2C056EC26 ,  2C056EC32 ,  2C056EC36 ,  2C056EC37 ,  2C056EC38 ,  2C056EC41 ,  2C056EC42 ,  2C056EC54 ,  2C056EC57 ,  2C056FA04 ,  2C056FA13
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る