特許
J-GLOBAL ID:201203010745641683

検査用キット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 均
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-021796
公開番号(公開出願番号):特開2012-037501
出願日: 2011年02月03日
公開日(公表日): 2012年02月23日
要約:
【課題】衛生上の見地から取り扱い者に触れたり、外部環境に露出することが望ましくない検体を安全に、かつ効率よく取り扱い、処理することが可能で、小型の検査用キットを提供する。【解決手段】検体採取治具2として、応力を加えて変形させることが可能な小径部41と、小径部との境界部から他方端部に至り、検体採取治具を容器6に挿入した後、さらに奥側に押し込んで小径部を変形させるだけの応力を加えた場合にも、軸方向の寸法が変化しないだけの剛性を有する、小径部よりも直径が大きい大径部42と、小径部の一方端部側に設けられた検体採取部1とを備えた検体採取治具を用い、検体採取後の検体採取治具2を容器6に挿入した後、さらに奥側に押し込んで小径部41を変形させることにより、容器6の軸方向における検体採取治具2の長さが、折り曲げられる前の検体採取治具2の長さの67%以下になるようにする。【選択図】図5
請求項(抜粋):
(a)検体を採取するための検体採取治具であって、 所定の位置から一方端部に至り、応力を加えることにより変形させることが可能な小径部と、 前記小径部との境界部から他方端部に至り、把持して検体採取操作を行った場合に大きな変形を生じることがなく、かつ、下記(イ)の工程において検体採取治具を容器に挿入した後、さらに奥側に押し込んで前記小径部を変形させるだけの応力を加えた場合にも、軸方向の寸法が変化しないような剛性を備えた、前記小径部よりも直径が大きい大径部と、 前記小径部の前記一方端部側に設けられた、検体を採取・保持する検体採取部と を備えた検体採取治具と、 (b)前記検体採取治具の、採取された検体が付着した前記検体採取部を浸漬して、検体を移行させるべき抽出液が内部に収容・密封された筒状の容器であって、 密閉状態を解除して、検体採取後の前記検体採取治具を挿入し、かつ、前記検体採取治具の挿入後に内部を密閉することができるように構成された開閉部と、 前記検体が前記抽出液に移行した後の段階で、密閉状態を解除して、前記抽出液を外部に排出して検査に供するとともに、その後に再び密閉することができるように構成された密閉機能を有する抽出液排出部とを備えた容器と を具備し、 (イ)検体採取後の前記検体採取治具は、前記容器の、密閉状態を解除した前記開閉部から、前記検体採取部が先端側になるように前記容器に挿入した後、さらに奥側に押し込むことにより、前記小径部が折り曲げられ、前記容器の内部空間の軸方向の少なくとも一箇所において、軸方向に直交する断面に、前記小径部の断面が2個以上認められ、かつ、前記小径部が折り曲げられた後の前記検体採取治具の、前記容器の軸方向における長さが、折り曲げられる前の前記検体採取治具の長さの67%以下になるように構成されており、 (ロ)前記(イ)の工程で折り曲げられた前記検体採取治具を内部に収容した状態で、前記容器の前記開閉部を密閉することにより、前記検体採取治具が前記容器の内部に密封されるように構成されていること を特徴とする検査用キット。
IPC (3件):
G01N 1/10 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/569
FI (3件):
G01N1/10 V ,  G01N33/48 S ,  G01N33/569 L
Fターム (21件):
2G045AA25 ,  2G045HA07 ,  2G052AA29 ,  2G052AA32 ,  2G052AA33 ,  2G052AA36 ,  2G052AD06 ,  2G052AD26 ,  2G052AD46 ,  2G052BA17 ,  2G052BA19 ,  2G052DA12 ,  2G052DA22 ,  2G052DA23 ,  2G052EA03 ,  2G052EA17 ,  2G052FB02 ,  2G052FB08 ,  2G052FD01 ,  2G052JA01 ,  2G052JA24
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る