特許
J-GLOBAL ID:201203011121900001

フジツボ種判定用プライマーセットとこれを利用したフジツボ幼生の種判定方法及び定量方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-184148
公開番号(公開出願番号):特開2012-039945
出願日: 2010年08月19日
公開日(公表日): 2012年03月01日
要約:
【課題】北方海域に存在し得る北方系フジツボであるミネフジツボ、チシマフジツボ、ハナフジツボについて、ノープリウス幼生期及びキプリス幼生期のフジツボの種を簡易且つ高精度に判定する。その個体数を定量的に分析する。【解決手段】各種フジツボの12S rRNA遺伝子の特定領域を特異的に認識するプライマー対を用いて被験試料をPCRし、被験試料の遺伝子増幅の有無により被験試料に存在しているフジツボ幼生の種を判定するようにした。また、各種フジツボの12S rRNA遺伝子の特定領域を特異的に認識するプライマー対を用いて被験試料をリアルタイムPCRすることによりCt値を得て、フジツボ幼生種の個体数が既知の複数の試料のそれぞれに対し上記プライマー対を用いてリアルタイムPCRを行うことによりフジツボ幼生種の個体数とCt値との関係を調べて予め作成された検量線を利用することによって、被験試料に存在するフジツボ幼生種の個体数の定量を行うようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
下記(1)〜(3)のうち少なくとも一組のプライマー対を含むことを特徴とするフジツボ種判定用プライマーセット。 (1)配列番号1及び2で示される塩基配列からなるオリゴヌクレオチドを含むミネフジツボ(Balanus rostratus)検出用プライマー対、 (2)配列番号3及び4で示される塩基配列からなるオリゴヌクレオチドを含むチシマフジツボ(Semibalanus cariosus)検出用プライマー対、 (3)配列番号5及び6で示される塩基配列からなるオリゴヌクレオチドを含むハナフジツボ(Balanus crenatus)検出用プライマー対
IPC (2件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09
FI (2件):
C12Q1/68 A ,  C12N15/00 A
Fターム (14件):
4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024CA09 ,  4B024CA20 ,  4B024HA12 ,  4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR32 ,  4B063QR55 ,  4B063QR62 ,  4B063QS16 ,  4B063QS25 ,  4B063QX02
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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