特許
J-GLOBAL ID:201203014923655524

曲がり歯傘歯車の歯面加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): あいわ特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-251587
公開番号(公開出願番号):特開2012-101313
出願日: 2010年11月10日
公開日(公表日): 2012年05月31日
要約:
【課題】高額な装置や高度な技術を必要とせずに、カッタの回転中心位置を制御するだけで、簡単に歯筋修正を行なうことができる曲がり歯傘歯車の歯面加工方法の提供。【解決手段】被切削歯車4を、その中心軸が座標原点を通り、歯底円錐面がX-Y平面と平行になるよう設置し、カッタ1を回転させながらZ軸方向に移動すると共に、切刃3の回転中心軸を座標原点を中心とする円弧に沿ってX,Y軸方向に移動させ、切刃3の回転中心軸の軌道を、大径側基準位置及び小径側基準位置を通る基準軌道から、歯面の大径側端部及び小径側端部における修正目標値並びに歯面の修正開始位置に基づいて換算した大径側修正値及び小径側修正値だけX,Y軸方向に移動した大径側修正位置及び小径側修正位置を通る修正軌道とすることにより、歯筋の両端部に無負荷時歯当たりの無い領域を形成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
切刃を有するカッタを、互いに直交するX,Y,Z軸方向に移動可能に、且つ、前記切刃の回転中心軸がZ軸と平行になるよう設け、被切削歯車を、その中心軸が座標原点を通るよう、且つ、該被切削歯車に形成する歯の歯底円錐面がX-Y平面と平行になるよう設置し、前記カッタを回転させながらZ軸方向に移動すると共に、前記切刃の回転中心軸を座標原点を中心とする円弧に沿ってX,Y軸方向に移動させて前記被切削歯車の周面を切削し、曲がり歯傘歯車対の歯面を加工する方法であって、前記切刃の回転中心軸の軌道を、曲がり歯傘歯車対の歯面が全面歯当たりとなる大径側基準位置及び小径側基準位置を通る基準軌道から、前記歯面の大径側端部及び小径側端部における修正目標値並びに歯面の修正開始位置に基づいて換算した大径側修正値及び小径側修正値だけX,Y軸方向に移動した大径側修正位置及び小径側修正位置を通る修正軌道とすることにより、歯筋の両端部に無負荷時歯当たりの無い領域を形成することを特徴とする曲がり歯傘歯車の歯面加工方法。
IPC (1件):
B23F 9/14
FI (1件):
B23F9/14
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • まがり歯傘歯車形ピニオン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-007062   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開昭54-037997
  • 特開昭59-093223
全件表示

前のページに戻る