特許
J-GLOBAL ID:201203016784738650
車両用制動制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
特許業務法人ゆうあい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-136257
公開番号(公開出願番号):特開2012-001053
出願日: 2010年06月15日
公開日(公表日): 2012年01月05日
要約:
【課題】シール部材の変形不良を是正し、シール部材の変形が不十分なことによる押圧部材の戻し不足を防止する。【解決手段】ロック動作開始から前記解除動作終了までの期間中に、W/C圧を自動加圧し、シール部材22の変形不足を是正する。これにより、ピストン19を引き戻すときにシール部材22により大きな復元力を発生させることができ、その復元力に基づいてピストン19を引き戻すことが可能となる。よって、ピストン19を十分に移動させられ、ピストン19の引き戻し不足を防止することができる。また、ブレーキパッド11をブレーキディスク12から所望距離離間させることができ、ドライバにブレーキの引き摺り感を与えることを防止することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
摩擦材(11)と、
車輪に取り付けられた被摩擦材(12)と、
前記摩擦材(11)と前記被摩擦材(12)を使って機械的に制動力を発生させるパーキングブレーキ(2)と、
前記摩擦材(11)と前記被摩擦材(12)を使って油圧で制動力を発生させるサービスブレーキ(1)と、
前記パーキングブレーキ(2)と前記サービスブレーキ(1)の動作を制御する電子制御手段(8、9)とを有してなる車両用制動制御装置であって、
前記パーキングブレーキ(2)は、ドライバの操作に基づいて機械的に前記摩擦材(11)が前記被摩擦材(12)に対し当接する方向に移動する移動部材(18)によって押圧部材(19)を移動させ、前記押圧部材(19)により、前記摩擦材(11)を前記被摩擦材(12)に移動押圧するロック動作と、押圧した状態を保持するロック保持動作と、前記摩擦材(11)が前記被摩擦材(12)に対し離間する方向に前記移動部材(18)を移動させることにより前記押圧部材(19)を移動させ、前記摩擦材(11)を前記被摩擦材(12)から離間させる解除動作を行うパーキングブレーキ機構を有し、
前記サービスブレーキ(1)は、ブレーキ液圧を発生するブレーキ液圧発生手段(3〜5)と、前記ブレーキ液圧発生手段(3〜5)と接続され、前記ブレーキ液圧の増加により前記パーキングブレーキ(2)と共通の前記押圧部材(19)により前記摩擦材(11)を前記被摩擦材(12)に対し当接方向に移動し押圧し、前記ブレーキ液圧の減少により、前記押圧部材(19)により前記摩擦材(11)を前記被摩擦材(12)から離間する方向に移動させるホイールシリンダ(32、42)と、前記ホイールシリンダ(32、42)のブレーキ液圧を調整可能なブレーキ液圧調整手段(7)とを有し、
前記ホイールシリンダ(32、42)は、前記押圧部材(19)および前記移動部材(18)が収容される中空部(14a)を有するシリンダ状のボディ(14)が備えられていると共に、該ボディ(14a)と前記押圧部材(19)との間にシール部材(22)が備えられた構成とされ、
前記電子制御手段(9)は、前記ロック動作開始から前記解除動作終了までの期間中に、前記ブレーキ液圧調整手段(7)にて前記ホイールシリンダ(32、42)内のブレーキ液圧であるホイールシリンダ圧を自動加圧し、この加圧液圧を前記シール部材(22)に加えることで、前記シール部材(22)の変形量を是正する変形量是正加圧を行うこと特徴とする車両用制動制御装置。
IPC (2件):
FI (3件):
B60T8/00 Z
, F16D65/18 A
, F16D65/20 D
Fターム (23件):
3D246BA02
, 3D246BA08
, 3D246DA01
, 3D246DA02
, 3D246GA00
, 3D246GC09
, 3D246HA44A
, 3D246LA12Z
, 3D246LA15Z
, 3J058AA43
, 3J058AA48
, 3J058AA53
, 3J058AA63
, 3J058AA69
, 3J058AA73
, 3J058AA77
, 3J058AA78
, 3J058AA83
, 3J058AA87
, 3J058BA16
, 3J058CC03
, 3J058CC15
, 3J058FA01
引用特許:
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