特許
J-GLOBAL ID:201203021877564671

既製杭の製造方法、既製杭用の鉄筋かご

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 涌井 謙一 ,  鈴木 正次 ,  山本 典弘 ,  鈴木 一永
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-006614
公開番号(公開出願番号):特開2012-106505
出願日: 2012年01月16日
公開日(公表日): 2012年06月07日
要約:
【課題】製造中の振動などにより、鉄筋かごの端部で螺旋鉄筋の固定位置がずれることを防止して、より強度を高めた既製杭を形成する。【解決手段】杭の長さに応じて離して配置した端板1、1間に、PC鋼棒15、15配置する。PC鋼棒15は円状に配置されて軸鋼材群18を構成し、外周の全長に亘り螺旋鉄筋20が巻かれる。端板1の外周4に、補強バンド10が一体に固定され、係止部32を有する係止材30を補強バンド10の内面12に固定する。係止材30に螺旋鉄筋20の端部21を係止して、鉄筋かご35とする。鉄筋かご35を通常の成型型枠に収容して、従来の方法によりコンクリートを打設して既製杭40を構成する(a)(b)。また、係止材30は補強バンド10の内側で、PC鋼15に固定することもできる(c)(d)。【選択図】図1
請求項(抜粋):
以下の手順により製造することを特徴とする既製杭の製造方法。 (1) 補強バンド付きの端板を、所定距離を空けて配置し、該端板間に、PC鋼棒及び/又は構造鉄筋を円筒状に配置して軸鋼材群を形成して、該軸鋼材群の内周又は外周に補強鋼材を配置して、鉄筋かごを構成する。 (2) 前記鉄筋かごを、既製杭を製造する成型型枠に収容する。 (3) 前記鉄筋かごを前記成型型枠に収容する前又は収容した後に、前記補強バンドに、内面に屈曲部を有する係止手段を固定する。 (4) 続いて前記係止手段に、端部に位置する前記補強鋼材を係止する。 (5) 以降、通常の方法により、成型型枠内にコンクリートを打設して、遠心成型する。
IPC (2件):
B28B 23/10 ,  E02D 5/30
FI (2件):
B28B23/10 ,  E02D5/30
Fターム (10件):
2D041AA02 ,  2D041BA03 ,  2D041DB08 ,  2D041DB14 ,  4G058GA01 ,  4G058GB02 ,  4G058GC03 ,  4G058GD01 ,  4G058GF02 ,  4G058GF12
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
  • 特開昭57-011016
  • 特公昭48-014165
  • 特開平4-249109
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