特許
J-GLOBAL ID:201203025003071964

放射線画像検出装置及び放射線画像検出装置に用いられるゲイン設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-025852
公開番号(公開出願番号):特開2012-161553
出願日: 2011年02月09日
公開日(公表日): 2012年08月30日
要約:
【課題】A/D変換後の画像補正を複雑にすることなく、適切な濃度階調が描出された高画質なX線画像を得る。【解決手段】放射線の照射終了後、FPDの撮像領域における一次元の入射線量の分布である線量プロファイルを測定する。線量プロファイルの最大値と最小値の差Δdであるコントラストに基づいて、信号電荷を読み出す際のゲインの値を決定する。ゲインは、コントラストが大きい場合には小さい値に、コントラストが小さい場合には大きい値に決定される。コントラストが小さい場合にゲインを大きくすることで、A/D変換器のダイナミックレンジを有効利用できる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
放射線の入射量に応じた信号電荷を蓄積する複数の画素が行及び列の二次元に配列された撮像領域と、前記各画素に前記信号電荷を蓄積させる蓄積動作と前記各画素から前記信号電荷を読み出す読み出し動作とを行わせるためのスイッチング素子と、各画素に行単位又は列単位で接続され前記放射線の入射量に応じた電流が流れる複数の配線とを有し、放射線源から照射され被写体を透過した放射線を受けて被写体の放射線画像を検出する検出パネルと、 前記画素から読み出された前記信号電荷を電圧信号に変換して、前記電圧信号を増幅して出力する電圧出力回路と、出力された前記電圧信号をデジタルデータに変換するA/D変換器とを含む信号処理回路と、 前記読み出し動作の開始前に、前記スイッチング素子がオフされた状態で前記複数の配線に流れる前記電流を検出して、前記撮像領域内における、少なくとも前記放射線の入射線量の一次元の分布を表す線量プロファイルを測定する線量プロファイル測定手段と、 前記線量プロファイルのコントラストに応じて、前記電圧信号を増幅する増幅率であるゲインの値を1つ決定し、決定した値のゲインを前記電圧出力回路に設定するゲイン設定手段とを備えていることを特徴とする放射線画像検出装置。
IPC (7件):
A61B 6/00 ,  G01N 23/04 ,  G01T 1/17 ,  G01T 7/00 ,  H04N 5/32 ,  H04N 5/378 ,  H04N 5/243
FI (9件):
A61B6/00 350M ,  A61B6/00 300S ,  G01N23/04 ,  G01T1/17 E ,  G01T7/00 C ,  G01T1/17 F ,  H04N5/32 ,  H04N5/335 780 ,  H04N5/243
Fターム (35件):
2G001AA01 ,  2G001BA11 ,  2G001CA01 ,  2G001FA25 ,  2G001GA06 ,  2G001HA13 ,  2G001JA06 ,  2G001JA16 ,  2G088GG19 ,  2G088GG21 ,  2G088JJ05 ,  2G088KK24 ,  2G088LL15 ,  4C093AA01 ,  4C093CA04 ,  4C093EB12 ,  4C093EB13 ,  4C093EB17 ,  4C093FA34 ,  4C093FA45 ,  4C093FC04 ,  4C093FD01 ,  4C093FD11 ,  4C093FD20 ,  5C024AX11 ,  5C024AX14 ,  5C024CX32 ,  5C024GY31 ,  5C024HX18 ,  5C024HX23 ,  5C122DA17 ,  5C122FC02 ,  5C122FH01 ,  5C122GG02 ,  5C122HA51
引用特許:
審査官引用 (4件)
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