特許
J-GLOBAL ID:201203028059077492

車両のドアアウタハンドル構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-142828
公開番号(公開出願番号):特開2012-092640
出願日: 2011年06月28日
公開日(公表日): 2012年05月17日
要約:
【課題】車両の衝突時にて、レバー部材の慣性力による作動応答性が悪い場合でも、連係機構のドア開方向移動を規制して、ドアラッチ機構のアンラッチ動作を防止する。【解決手段】ドア開放防止機構40は、車両の衝突時にドアの車外方向に向けて作用する所定の慣性力で連係機構30のドア開方向作動を規制して、ドアラッチ機構のアンラッチ動作を防止する。このドア開放防止機構40は、図示のセット回転位置から車内方向の退避回転位置または車外方向のロック回転位置に回転可能なレバー部材41と、このレバー部材41を退避回転位置に向けて付勢する付勢部材42を備えている。レバー部材41がセット回転位置またはロック回転位置にあるときには、レバー部材41の一部41gが連係機構30の連結レバー33における突起33bのドア開方向移動軌跡内に介在していて、突起33aのドア開方向移動を規制する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
車両のドアに固定されるベース部材と、このベース部材に車両内外方向にて揺動可能に設けられてドア閉位置とこれより車外方向のドア開位置間にて操作可能なアウタハンドルと、このアウタハンドルのドア開動作をドアラッチ機構のアンラッチ動作として伝達可能な連係機構を備えるとともに、車両の衝突時に前記ドアの車外方向に向けて作用する所定の慣性力で前記連係機構の構成部材のドア開方向作動を規制するドア開放防止機構を備えていて、 前記ドア開放防止機構が、セット回転位置から少なくとも車内方向の退避回転位置に回転可能なレバー部材と、このレバー部材を前記退避回転位置に向けて付勢する付勢部材を備えていて、前記レバー部材は、前記慣性力が作用しない状態にて前記アウタハンドルが前記ドア閉位置にあるときには前記セット回転位置に保持され、前記慣性力が作用しない状態にて前記アウタハンドルが前記ドア閉位置から前記ドア開位置に操作されるときにはその操作初期に前記付勢部材の付勢力によって前記セット回転位置から車内方向に回転して前記退避回転位置に移動され、前記慣性力が作用するときには前記付勢部材の付勢力に抗して前記セット回転位置より車外方向に回転してロック回転位置に移動されるように設定、又は、前記慣性力が作用するときには前記付勢部材の付勢力に抗して前記セット回転位置に留まるように設定されており、 前記レバー部材が前記セット回転位置または前記ロック回転位置にあるときには、前記構成部材のドア開方向移動を規制し、前記レバー部材が前記退避回転位置にあるときには、前記構成部材のドア開方向移動を許容するように設定されている車両のドアアウタハンドル構造。
IPC (4件):
E05B 1/00 ,  E05B 65/20 ,  B60J 5/04 ,  B60R 21/00
FI (4件):
E05B1/00 301B ,  E05B65/20 ,  B60J5/04 H ,  B60R21/00 630B
Fターム (9件):
2E250AA21 ,  2E250HH01 ,  2E250JJ32 ,  2E250KK01 ,  2E250LL01 ,  2E250MM03 ,  2E250NN04 ,  2E250PP12 ,  2E250QQ09
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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