特許
J-GLOBAL ID:201203030171929250

保護継電器診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-044098
公開番号(公開出願番号):特開2012-182905
出願日: 2011年03月01日
公開日(公表日): 2012年09月20日
要約:
【課題】保護継電器の運用に際して、分散型電源の設置者及び電力系統の管理者、双方の負担を軽減し、電力系統の安全性を確保する。【解決手段】子局9は、親局3から中継局4を経由して受信したデータに従って、連系保護リレー54の動作試験(自己診断)を行う。そのとき、マグネットスイッチMGS2に切替信号を出力して、試験用スイッチSW1を端子T2に接続し、試験用スイッチSW2を端子T4に接続する。次に、連系保護リレー54に擬似的な異常値を出力した後、連系保護リレー54からトリップ信号を受信したか否かに応じて、正常又は異常の試験結果を中継局4経由で親局3に送信する。一方、連系保護リレー54は、子局9から擬似的な異常値を取得し、異常を検出して、トリップ信号を子局9に出力する。リレー試験が終了すれば、子局9は、切替信号により、試験用スイッチSW1を端子T1に接続し、試験用スイッチSW2を端子T3に接続する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
電力系統又はその電力系統に連系する分散型電源が異常と判断したときに、前記電力系統と、前記分散型電源との間に接続された開閉器に開路を指示する遮断信号を出力する保護継電器の診断を行う保護継電器診断装置であって、 前記保護継電器と、前記電力系統の計測器及び前記開閉器とが接続された第1接続状態、又は、前記保護継電器と、当該保護継電器診断装置とが接続された第2接続状態を切り替える切替手段と、 前記切替手段により前記第2接続状態に切り替えた状態で、前記電力系統に関する異常値を擬似的に前記保護継電器に出力し、その後に、前記保護継電器から前記遮断信号を取得したときに、前記保護継電器が正常と判断し、前記保護継電器から前記遮断信号を取得しなかったときに、前記保護継電器が異常と判断する診断手段と、 前記診断手段により前記保護継電器が異常と判断した際に、その旨を前記電力系統の管理者の装置に通知する管理者通知手段と、 前記診断手段による前記保護継電器の診断を終了した後に、前記切替手段により前記第1接続状態に切り替える復帰手段と、 を備えることを特徴とする保護継電器診断装置。
IPC (2件):
H02H 3/05 ,  H02J 13/00
FI (2件):
H02H3/05 M ,  H02J13/00 N
Fターム (4件):
5G042FF13 ,  5G064AC08 ,  5G064CA12 ,  5G064CB16
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)

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