特許
J-GLOBAL ID:201203030970653705

ステアリングコラムの車体への組み付け方法、及び、ステアリングコラムの離脱機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-287073
公開番号(公開出願番号):特開2012-131444
出願日: 2010年12月24日
公開日(公表日): 2012年07月12日
要約:
【課題】二次衝突時に車両前方に向けて移動離脱可能に連結支持されているステアリングコラムにおける離脱荷重のばらつきを大幅に抑制する。【解決手段】ステアリングコラムは、車体側ブラケット231、コラムブラケット232、ボルト233及びナット234からなる離脱機構23を備えている。離脱機構23は、コラムブラケット232に対して正規の組み付け位置からずれた仮組み付け位置にて仮組み付けする仮組み付け工程と、仮組み付けされた車体側ブラケット231を正規の組み付け位置まで移動させるときの実際の移動荷重を計測する荷重計測工程と、計測された実際の移動荷重を用いて最終的にボルト233及びナット234を締め付けるトルクを決定し、この決定したトルクにより車体側ブラケット231及びコラムブラケット232を締結する正規組み付け工程を経て組み付けられる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
運転者によって操作される操舵ハンドルを支持するステアリングコラムを二次衝突時に車体に対して相対移動可能に組み付けるステアリングコラムの車体への組み付け方法であって、 車体側に一体的に固定される車体側ブラケットと前記ステアリングコラムに一体的に固定されるコラムブラケットとを、最終的に組み付けられて固定される正規組み付け位置と異なる仮組み付け位置にて互いに相対的に移動可能となるように、予め設定された所定の締結トルクによってボルト及びナットを締め付けて仮組み付けする仮組み付け工程と、 前記仮組み付け工程により、前記仮組み付け位置にて前記ボルト及びナットによって仮組み付けされた前記車体側ブラケット及び前記コラムブラケットのうちの一方を前記正規組み付け位置まで相対的に移動させるとともに、この相対的に移動させるのに必要な移動荷重を計測する荷重計測工程と、 前記荷重計測工程によって前記正規組み付け位置まで移動した前記車体側ブラケット及び前記コラムブラケットを最終的に組み付けるために必要な前記ボルト及びナットの最終締結トルクを、前記仮組み付け工程にて前記ボルト及びナットを締めつけた前記所定の締結トルク、前記荷重計測工程にて計測された前記移動荷重、及び、二次衝突時に静止状態にあるステアリングコラムを車体に対して相対移動させる時の荷重として予め設定されている目標離脱荷重を用いて決定し、この決定した最終締結トルクによって前記ボルト及びナットを締め付けて前記車体側ブラケット及び前記コラムブラケットを前記正規組み付け位置に組み付ける正規組み付け工程とを含むことを特徴とするステアリングコラムの車体への組み付け方法。
IPC (1件):
B62D 1/19
FI (1件):
B62D1/19
Fターム (4件):
3D030DC16 ,  3D030DC17 ,  3D030DE22 ,  3D030DE45
引用特許:
審査官引用 (4件)
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