特許
J-GLOBAL ID:201203032727459448

低温廃熱を利用して二酸化炭素を回収するガス分離回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須藤 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-107684
公開番号(公開出願番号):特開2012-236165
出願日: 2011年05月12日
公開日(公表日): 2012年12月06日
要約:
【課題】二酸化炭素の回収時に必要とされる熱エネルギーを低減し、消費エネルギーを大幅に低減することを可能とするガス分離回収方法を提供する。【解決手段】アルコールと塩基性化合物からなる混合溶液から構成される化学吸収液により、混合ガス中の二酸化炭素を化学的に吸収して分離回収する方法であって、二酸化炭素を炭酸アルキル(RCO3-)の吸収形態で吸収し、次いで、吸収した二酸化炭素を所定の温度で回収する際に、上記混合溶液を構成するアルコールあるいは塩基性化合物の種類、それらの濃度、混合割合のいずれか一つ以上に基づいて二酸化炭素の回収量及び/又は回収に必要なエネルギー量を調節することで、吸収した二酸化炭素を80%以上回収することを可能とするガス分離回収方法、及びその化学吸収液。【効果】100°C未満の低温の低品位の廃熱を利用した二酸化炭素の分離回収プロセスを提供できる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
アルコールと塩基性化合物からなる混合溶液から構成される化学吸収液により、混合ガス中の二酸化炭素を化学的に吸収して分離回収する方法であって、二酸化炭素を炭酸アルキル(RCO3-)の吸収形態で吸収し、次いで、吸収した二酸化炭素を所定の温度で回収する際に、上記混合溶液を構成するアルコールあるいは塩基性化合物の種類、それらの濃度、混合割合のいずれか一つ以上に基づいて二酸化炭素の回収量及び/又は回収に必要なエネルギー量を調節することを特徴とするガス分離回収方法。
IPC (4件):
B01D 53/14 ,  B01D 53/62 ,  B01D 53/34 ,  C01B 31/20
FI (4件):
B01D53/14 102 ,  B01D53/34 135Z ,  B01D53/34 ,  C01B31/20 B
Fターム (26件):
4D002AA09 ,  4D002AC10 ,  4D002BA02 ,  4D002CA06 ,  4D002DA57 ,  4D002DA70 ,  4D002EA08 ,  4D002FA01 ,  4D002GA01 ,  4D002GB08 ,  4D002GB20 ,  4D002HA08 ,  4D020AA03 ,  4D020BA16 ,  4D020BA30 ,  4D020BB04 ,  4D020BC01 ,  4D020CB01 ,  4D020CC09 ,  4D020DA03 ,  4D020DB07 ,  4D020DB20 ,  4G146JA02 ,  4G146JB09 ,  4G146JC18 ,  4G146JC21
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • "CO2-binding organic liquids (CO2BOLs) for post-combustion CO2 capture"

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