特許
J-GLOBAL ID:201203033728857893

組電池装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤原 康高
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-274045
公開番号(公開出願番号):特開2012-122856
出願日: 2010年12月08日
公開日(公表日): 2012年06月28日
要約:
【課題】組電池の各単セルの電圧計測精度を維持しつつ、電圧計測に関わる配線の断線を検出可能とする。【解決手段】複数の短絡用スイッチのうち任意の短絡用スイッチを開いた状態で、この任意の短絡用スイッチの両端に関して電気的に隣接する他の短絡用スイッチを開いた状態とし、それぞれの短絡用スイッチの両端に現れる電位差を電圧計測回路で計測し第1の計測結果を得て、前記任意の短絡用スイッチを閉じた状態で、この短絡用スイッチの両端に関して電気的に隣接する他の短絡用スイッチを開いた状態とし、それぞれの短絡用スイッチの両端に現れる電位差を前記電圧計測回路で計測し第2の計測結果を得て、前記第1の計測結果と前記第2の計測結果の差を前記短絡用スイッチごとに検出し、前記差の程度に基づいて回路の故障を検出する監視回路を具備する組電池装置を提供する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
複数のセルが電気的に直列に接続された組電池と、 一端が前記組電池の測定対象となる電極に接続可能に設けられる複数の電圧検出線路と 、 一端が各々の前記電圧検出線路の他端側に直列に接続される電気抵抗と、 前記電気抵抗の他端側に接続され、前記複数の電圧検出線路のうち所定の電圧検出線路 と他の電圧検出線路とを電気的に接続するコンデンサと、 前記電圧検出線路の各々と接続されており所定の電圧検出線路と他の電圧検出線路との 電位差を検出可能に設けられる電圧計測回路と、 前記コンデンサと前記電圧計測回路との間に配置され前記コンデンサの各々に対して電 気的に並列に接続される電気的に開閉可能に設けられる複数の短絡用スイッチと、 前記短絡用スイッチのうち任意の短絡用スイッチを開いた状態で、この任意の短絡用ス イッチの両端に関して電気的に隣接する他の短絡用スイッチを開いた状態とし、それぞれ の短絡用スイッチの両端に現れる電位差を前記電圧計測回路で計測し第1の計測結果を得 て、 前記任意の短絡用スイッチを閉じた状態で、この短絡用スイッチの両端に関して電気的に 隣接する他の短絡用スイッチを開いた状態とし、それぞれの短絡用スイッチの両端に現れ る電位差を前記電圧計測回路で計測し第2の計測結果を得て、 前記第1の計測結果と前期第2の計測結果の差を前記短絡用スイッチごとに検出し、前記 差の程度に基づいて前記電圧検出線路の故障もしくは前記短絡用スイッチの故障もしくは 前記電圧計測回路の故障のうち少なくともいずれか一つを検出する監視回路と、 を具備することを特徴とする組電池装置。
IPC (5件):
G01R 31/02 ,  H01M 10/48 ,  H02J 7/02 ,  H01M 2/10 ,  G01R 31/00
FI (5件):
G01R31/02 ,  H01M10/48 P ,  H02J7/02 H ,  H01M2/10 E ,  G01R31/00
Fターム (19件):
2G014AA02 ,  2G014AB61 ,  2G014AC18 ,  2G036AA19 ,  2G036AA27 ,  2G036BA46 ,  2G036BB06 ,  2G036BB08 ,  2G036CA10 ,  5G503BA03 ,  5G503BB01 ,  5G503BB02 ,  5G503CA11 ,  5G503HA01 ,  5H030AA06 ,  5H030AS20 ,  5H030FF41 ,  5H040AA18 ,  5H040NN05
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 断線検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-106104   出願人:矢崎総業株式会社
  • 電池モジュール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-111030   出願人:新神戸電機株式会社, 株式会社日立製作所

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