特許
J-GLOBAL ID:201203033958428070
モデル不一致を補償するためチューニング可能積分コンポーネントを備えるモデル予測コントローラ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
中島 淳
, 加藤 和詳
, 西元 勝一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-548409
公開番号(公開出願番号):特表2012-517052
出願日: 2010年02月02日
公開日(公表日): 2012年07月26日
要約:
MPCコントローラ技法はMPCタイプのコントローラで今日一般的に使われている方法より良好にフィードバック制御性能を統合し、プロセスモデル不一致の存在下で従来のMPC技法より良好に機能するMPCコントローラをもたらす。具体的には、チューニング可能積分ブロックをMPCコントローラに加えることでMPCコントローラの性能が強化される。このチューニング可能積分ブロックは、予測誤差や他の制御誤差を示す積分コンポーネントを形成し、このコンポーネントをMPCコントローラアルゴリズムの出力へ加えることで、予測誤差のそもそもの究極的理由であるモデル不一致の存在下でより迅速又は良好な制御を提供する。この技法により、MPCコントローラはより速やかに反応し、且つMPCコントローラのロバスト性を低下させることなく、モデル不一致の存在下でより良好な設定点変更及び負荷変動性能を提供することが可能となる。
請求項(抜粋):
プロセス制御に使用するモデルベースプロセスコントローラであって、
前記プロセス内の被制御変数を示す1つ以上のプロセス測定値を受信するコントローラ入力と、
前記プロセスの被操作プロセス変数を制御するため1つ以上の制御信号を提供するコントローラ出力と、
プロセスの動作をモデル化するプロセスモデルを含み、前記プロセスモデルに基づき予測プロセス変数値を作成する、プロセスモデルユニットと、
前記予測プロセス変数値とプロセス変数設定点とを使用し予備制御信号を生成する制御ユニットと、
前記予測プロセス変数値を使用し誤差信号を生成する誤差ユニットと、
前記誤差信号を積分し積分誤差信号を作成する積分器と、
前記積分器と前記制御ユニットとへ結合され、前記積分誤差信号に前記予備制御信号を結合し、前記プロセスの前記被操作プロセス変数の制御に使用する最終制御信号を作成する、結合器ユニットと、を備える、
モデルベースプロセスコントローラ。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
5H004GA04
, 5H004GB01
, 5H004JB21
, 5H004KC17
, 5H004KC27
, 5H004KC42
, 5H004KC47
引用特許:
審査官引用 (3件)
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プロセス制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-301858
出願人:東芝ITコントロールシステム株式会社
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特開昭63-128401
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PIコントローラのリミット値制御方式
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-360067
出願人:東洋電機製造株式会社
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