特許
J-GLOBAL ID:201203036271293696
車両の操舵制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-007102
公開番号(公開出願番号):特開2012-148607
出願日: 2011年01月17日
公開日(公表日): 2012年08月09日
要約:
【課題】 トルクセンサを構成する複数のセンサの異常をそれぞれ正確に判別し、正常なセンサによる検出値を用いてアシストトルクを付与する車両の操舵制御装置を提供すること。【解決手段】 電子制御ユニット28は、2つの磁気センサ24A,24Bのいずれかに異常が発生し、トルクセンサ20全体として異常が発生しているときには異常の発生している磁気センサを特定する。すなわち、ユニット28は、センサ24A,24Bからそれぞれ磁束密度の変化に起因して検出される回転トルクT1,T2を出力させるためにEPSモータ13を駆動させて出力側シャフト12a2に付与する回転トルクを変動させる。そして、ユニット28は、出力されたトルクT1,T2と判定トルクTrefとを比較して異常の発生している磁気センサを特定し、正常な磁気センサが検出した回転トルクを用いてアシストトルクを付与する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
運転者によって操作される操舵ハンドルを支持するステアリングシャフトと、前記操舵ハンドルの操作に対してアシストトルクを付与する電動モータと、前記ステアリングシャフトに入力される操舵トルクを検出するための複数のセンサを含んで構成される操舵トルク取得手段と、前記操舵トルク取得手段によって取得された操舵トルクを用いて目標アシストトルクを算出し、同算出した目標アシストトルクに基づいて前記電動モータを駆動制御するアシスト制御手段とを備えた車両の操舵制御装置であって、
前記操舵トルク取得手段を構成する前記複数のセンサは、それぞれ、前記ステアリングシャフトに入力されるトルクの変動に起因して変化する同一の物理量を検出し、同検出した物理量に対応する信号を出力するものであり、
前記電動モータを所定の条件により駆動させて前記ステアリングシャフトに入力されるトルクを変動させ、前記複数のセンサからそれぞれが検出した物理量に対応する前記信号を出力させるセンサ信号出力手段と、
前記センサ信号出力手段によって前記複数のセンサからそれぞれ前記信号が出力されると、出力された前記信号をそれぞれ前記ステアリングシャフトに入力されたトルクに変換し、同変換したトルクと前記所定の条件により前記電動モータを駆動させたときに前記ステアリングシャフトに入力されるトルクとして予め設定された判定トルクとを比較して、前記複数のセンサのうちで異常の発生しているセンサを特定する異常発生センサ特定手段とを備えたことを特徴とする車両の操舵制御装置。
IPC (3件):
B62D 6/00
, B62D 5/04
, G01L 3/10
FI (3件):
B62D6/00
, B62D5/04
, G01L3/10 305
Fターム (26件):
3D232CC21
, 3D232CC33
, 3D232CC37
, 3D232CC38
, 3D232DA03
, 3D232DA15
, 3D232DA23
, 3D232DA64
, 3D232DC08
, 3D232DC25
, 3D232DC33
, 3D232DC34
, 3D232DD01
, 3D232DD17
, 3D232EA01
, 3D232EB11
, 3D232EC22
, 3D232GG01
, 3D233CA02
, 3D233CA03
, 3D233CA13
, 3D233CA16
, 3D233CA21
, 3D233CA28
, 3D233CA31
, 3D233CA32
引用特許:
前のページに戻る