特許
J-GLOBAL ID:201203037315108995

信号分解装置、方法、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人太陽国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-110463
公開番号(公開出願番号):特開2012-242493
出願日: 2011年05月17日
公開日(公表日): 2012年12月10日
要約:
【課題】複数の信号源からの信号各々が混合された観測信号を分解する場合に、分解成分と信号源との対応関係も把握する。【解決手段】周波数領域変換部12で、観測信号を時間周波数成分xijに変換し、前処理部14で、時間周波数成分xijを、センサ間の相対的な関係を保持したまま一部が非負値となる時間周波数成分x’ijに変換する。初期値設定部16で、hik,tik,vkjの初期値を設定する。分解部18で、信号源とセンサとの伝達関数を表すベクトルhikとtikとvkjとの積和と、前処理後の時間周波数成分x’ijとを近似させるためのコスト関数Cを最小化するように、hik,tik,vkjのいずれかを更新する。時間領域変換部20で、コスト関数Cが最小化したときのパラメータを用いて信号分解すると共に、分解成分と信号源との対応関係を表すベクトルhikを出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の受信手段により受信した空間的位置が異なる複数の信号源からの時系列信号を、所定の時間フレーム毎の周波数スペクトルを表し、かつ前記受信手段の個数に対応した次元数の時間周波数成分xij(iは周波数ビン、jは時間フレームのインデックスである。)に変換し、該時間周波数成分xijを、前記受信手段間の相対的な関係を保持したまま一部を非負値に変換した時間周波数成分x’ijに変換する変換手段と、 基底となる周波数スペクトルパターンを表す非負値のパラメータtik、前記周波数スペクトルパターンの各時間フレームでのゲインを表す非負値のパラメータvkj、及び前記信号源各々と前記受信手段各々との間の伝達関数を表すパラメータhikm(mは受信手段のインデックスである。)を要素とするベクトルhikの各パラメータの初期値を設定する設定手段と、 前記ベクトルhikと前記パラメータtikと前記パラメータvkjとの積和で表されたモデルと、前記変換手段により変換された時間周波数成分x’ijとの相違を表すコスト関数が小さくなり、かつ前記ベクトルhikについては、前記時間周波数成分x’ijに保持された前記受信手段間の相対的な関係に拘束されるように、前記各パラメータを更新する更新手段と、 を示す信号分解装置。
IPC (1件):
G10L 21/02
FI (1件):
G10L21/02 201D
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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