特許
J-GLOBAL ID:201203038198935610

聴診トレーニングシステム及び模擬聴診器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-117530
公開番号(公開出願番号):特開2012-247513
出願日: 2011年05月26日
公開日(公表日): 2012年12月13日
要約:
【課題】模擬患者の呼吸動作を測定する装置を使わず簡易な構成で安価な本聴診トレーニングシステムを提供する。【解決手段】本聴診トレーニングシステムは、位置表示手段1dを備えた採音部、チューブ及び耳管からなる模擬聴診器1、採音部位置を検知する位置検知手段2、生体音データベース3、生体音再生手段4及び再生呼吸音の繰り返しタイミングを表示するタイミング表示手段5からなる。データベースは、予め真の患者から胸の位置に対応付けて録音された生体音を情報として保有している。また、生体音再生手段は音声再生器4aを備えており、位置検知手段が検知した採音部位置に応じてデータベースから所定の生体音情報を取り出し音声再生器から再生生体音を発し、それを実習生は耳管を通して聞く。そして、タイミング表示手段は模擬患者がそれを見て自分の呼吸動作を再生呼吸音に合わせる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
採音部、チューブ及び耳管からなる模擬聴診器と、 前記採音部の位置を検知する位置検知手段と、 生体音データベースと、 生体音再生手段と、を有して構成され、 実習生が模擬患者に問診を行った後、前記採音部を模擬患者の胸に当てて聴診を行ったとき、実習生が生体音再生手段から再生された模擬生体音を耳管から聞かされる聴診トレーニングシステムであって、 前記採音部は、その位置を表示する位置表示手段を備え、 前記位置検知手段は、模擬患者の胸及び位置表示手段を撮影し画像処理することにより、前記採音部が模擬患者の胸のどこの位置にあるかを検知するものであり、 前記生体音データベースは、予め真の患者から胸の位置に対応付けて録音された、呼吸音と心音を含む生体音を情報として保有しており、 前記生体音再生手段は、前記模擬聴診器に取り付けられた音声再生器を備えており、 前記生体音再生手段と前記音声再生器とは無線又は有線で連結されており、 前記生体音再生手段は、前記位置検知手段が検知した前記採音部の位置に応じて前記生体音データベースから所定の生体音情報を取り出し前記音声再生器から再生生体音を発するものであり、発せられた再生生体音は、前記音声再生器から前記耳管を通して実習生の耳に届き、 更に、本システムは、再生された呼吸音の繰り返しタイミングを表示するタイミング表示手段を備えており、 前記模擬患者はタイミング表示手段を見て自分の呼吸動作を、前記再生生体音における呼吸音のタイミングに合わせて行うことができる聴診トレーニングシステム。
IPC (2件):
G09B 9/00 ,  G09B 23/28
FI (2件):
G09B9/00 Z ,  G09B23/28
Fターム (1件):
2C032CA00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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