特許
J-GLOBAL ID:201203043280404480

改質製鋼スラグの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小松 高 ,  和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-282830
公開番号(公開出願番号):特開2012-131651
出願日: 2010年12月20日
公開日(公表日): 2012年07月12日
要約:
【課題】効率的な手法にて、海水のpH上昇や白濁を抑止できる海洋環境用途に適した「製鋼スラグの改質品」を得る。【解決手段】上記課題は、外気から遮蔽された閉鎖系内に、80°C以下の水を収容するとともに当該水が水面を形成して接する気相空間を設け、粒状製鋼スラグを閉鎖系内の水中に浸漬して、閉鎖系内の水中にCO2含有ガスを吹き込んでCO2を溶解させるとともに、前記気相空間のCO2分圧を0.05MPa以上に維持した状態とし、この状態下で前記流動を0.5h以上継続することにより、製鋼スラグ粒子表層に炭酸化層を形成させる海水浸漬用の改質製鋼スラグの製造方法によって達成される。【選択図】図4
請求項(抜粋):
外気から遮蔽された閉鎖系内に、80°C以下の水を収容するとともに当該水が水面を形成して接する気相空間を設け、 下記(1)式を満たす量の粒状製鋼スラグを閉鎖系内の水中に浸漬して、製鋼スラグ粒子と接触する水を流動させ、 閉鎖系内の水中にCO2含有ガスを吹き込んでCO2を溶解させるとともに、前記気相空間のCO2分圧を0.05MPa以上に維持した状態とし、この状態下で前記流動を0.5h以上継続することにより、製鋼スラグ粒子表層に炭酸化層を形成させる海水浸漬用の改質製鋼スラグの製造方法。 MS/MW≦1.0 ...(1) ただし、MSは水中に浸漬させる製鋼スラグの初期質量(kg)、MWは閉鎖系内の水の質量(kg)
IPC (4件):
C04B 5/06 ,  C21C 5/28 ,  F27D 15/00 ,  C21C 7/00
FI (4件):
C04B5/06 ,  C21C5/28 C ,  F27D15/00 B ,  C21C7/00 J
Fターム (9件):
4G112JL02 ,  4G112JM01 ,  4G112JM03 ,  4K013CF01 ,  4K063AA03 ,  4K063BA02 ,  4K063HA01 ,  4K070AB11 ,  4K070BC13
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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