特許
J-GLOBAL ID:201203045330391680

車両の制御装置及び制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-222222
公開番号(公開出願番号):特開2012-077650
出願日: 2010年09月30日
公開日(公表日): 2012年04月19日
要約:
【課題】エンジンの自動停止、自動再始動を行う車両において、燃料節減に寄与しえないエンジンの不要な停止を極力回避しつつ、登坂路での停車時における車両のずり下がりを好適に防止することができる車両の制御装置及び制御方法を提供する。【解決手段】エンジン停止前の減速走行中に、エンジンを停止できるエンジン停止可能予想時間Tesを演算し(S12)、エンジン停止可能予想時間Tesが、燃費向上効果のある時間T1以上(Tes≧T1)であれば(S13で肯定判定)、エンジン停止を許可する(S15)。一方、Tes≧T1でない場合(S13で否定判定)でも、制動加速度Apmc≧勾配加速度Agあれば、ずり下がりを防止できるだけの制動力があるので、エンジン停止を許可する(S15)。Tes≧T1でなく(S13で否定判定)、かつApmc≧Agでない場合は(S14で否定判定)、エンジン停止を許可しない。【選択図】図3
請求項(抜粋):
車両のエンジン(12)を自動的に停止させるための停止制御及び前記エンジン(12)を自動的に再始動させるための再始動制御を行う車両の制御装置であって、 前記停止制御の実行条件が成立したか否かを判定する第1の判定手段(55、S11)と、 前記停止制御の実行条件が成立すると判定された場合、エンジン(12)の停止を許可する停止制御手段(55、S15)と、 エンジン(12)が停止された状態での坂路走行時に、停車後の車両のずり下がりが発生するか否かを判定する第2の判定手段(55、S21)と、 前記ずり下がりが発生すると判定されたときには、車両のずり下がり距離(L)が許容距離(La)を超えるまでにエンジン(12)の再始動が完了するように同エンジン(12)の再始動の開始を許可する再始動制御手段(55)と、 エンジン(12)の停止前に、エンジン(12)の停止から前記再始動までのエンジン停止期間で節減しうる燃料節減量(Tes)を予測し、前記燃料節減量(Tes)が、エンジン(12)の前記再始動に要する燃料消費量に応じて設定された設定値(T1)以上であるか否かを判定する第3の判定手段(55、S12、S13)と、を備え、 前記停止制御手段(55)は、前記燃料節減量(Tes)が前記設定値(T1)未満であると判定された場合は、前記停止制御の実行条件が成立してもエンジン(12)の停止を許可しないことを特徴とする車両の制御装置。
IPC (2件):
F02D 29/02 ,  F02D 45/00
FI (5件):
F02D29/02 321A ,  F02D29/02 321B ,  F02D29/02 L ,  F02D29/02 321C ,  F02D45/00 364M
Fターム (25件):
3G093AA01 ,  3G093AA05 ,  3G093BA04 ,  3G093BA19 ,  3G093BA21 ,  3G093BA22 ,  3G093CA02 ,  3G093DA06 ,  3G093DB02 ,  3G093DB05 ,  3G093DB15 ,  3G093DB21 ,  3G093EA01 ,  3G093EC02 ,  3G384AA29 ,  3G384BA01 ,  3G384CA02 ,  3G384CA23 ,  3G384DA02 ,  3G384DA44 ,  3G384EG03 ,  3G384FA06Z ,  3G384FA71Z ,  3G384FA79Z ,  3G384FA80Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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