特許
J-GLOBAL ID:201203046520282565

工作機械用の主軸駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橘 和之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-170229
公開番号(公開出願番号):特開2012-030302
出願日: 2010年07月29日
公開日(公表日): 2012年02月16日
要約:
【課題】主軸駆動装置において、摩擦面や押圧面の摩耗を抑制し、主軸に付与する回転抵抗の大きさを安定的に維持できるようにする。【解決手段】摩擦面44の面上に開口するようにした溝であって、摩擦面44と押圧面43dとの対向する接触範囲80内で、主軸を囲むように延在し、主軸の回転中心を中心とする円周と交差する方向の交差溝75bと、接触範囲80外に連通する排出口75cとを備えた供給溝75を設け、潤滑油を供給するノズル孔74を供給溝75に向けて開口させることにより、主軸の回転に伴い、接触範囲80に対して4つの交差溝75bが相対的に移動し、当該移動した4つの交差溝75bに潤滑油が供給されるようにして、摩擦面44と押圧面43dとの対向する接触範囲80内まで潤滑油が到達しやすくなるようにする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
フレームに対し回転可能に支持された主軸を回転駆動する際に、押圧部材の押圧面を被押圧部材の摩擦面に押接することによって上記主軸に回転抵抗を付与する回転抵抗付与装置を備えた工作機械用の主軸駆動装置であって、 上記フレーム側に設けられ、潤滑油を上記回転抵抗付与装置に供給する供給装置と、 上記潤滑油を供給するノズル孔と、 上記フレーム側および上記主軸側の少なくとも一方に設けられ、上記供給装置と上記ノズル孔とを連通する供給回路と、 上記摩擦面および上記押圧面の少なくとも一方の面上に開口して設けられた上記潤滑油の供給溝とを備え、 上記ノズル孔は上記供給溝に向けて開口し、 上記供給溝は、上記摩擦面と上記押圧面との対向する範囲内で上記主軸を囲むように延在し、上記主軸の回転中心を中心とする円周と交差する方向の要素と、上記摩擦面と上記押圧面との対向する範囲外に連通する排出口とを備えたことを特徴とする工作機械用の主軸駆動装置。
IPC (3件):
B23B 19/02 ,  B23Q 5/04 ,  B23Q 11/12
FI (3件):
B23B19/02 A ,  B23Q5/04 Z ,  B23Q11/12 E
Fターム (5件):
3C011FF05 ,  3C045FD03 ,  3C045FD06 ,  3C045FD18 ,  3C045FD20
引用特許:
審査官引用 (3件)

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