特許
J-GLOBAL ID:201203048149315644
体外血液処理装置の流体システムをモニタする方法およびその装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤本 英介
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-514372
公開番号(公開出願番号):特表2012-529313
出願日: 2010年06月01日
公開日(公表日): 2012年11月22日
要約:
本発明は、半透性膜2によって第1のチャンバ3と第2のチャンバ4に分割された透析装置1またはろ過装置の第1のチャンバ3に至る動脈血ライン5と、透析器1またはろ過装置の第1のチャンバ3から出る静脈血ライン6とを有する体外血流Iを備える体外血液処理装置の流体システムをモニタする方法および装置に関する。本発明による方法および本発明による装置では、静脈血ライン6内で静脈点滴チャンバ8から分岐するベントライン(12)内の圧力が測定され、ベントライン内には疎水性フィルタ16が配置される。ベントライン12内の静脈点滴チャンバ8から離れた区分内で圧力変動がない状態で、流体システム内のフォルト(過ち又は逸脱)が判定される。ベントライン12内の圧力変動は、血液処理中に疎水性フィルタの下流で閉鎖されるベントラインを交互にベントすることによって、疎水性フィルタ16の下流で生じさせることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
半透性膜によって第1のチャンバと第2のチャンバに分けられた透析装置又はろ過装置の第1のチャンバに至る動脈血ラインと、前記透析装置又はろ過装置の第1のチャンバから離れる静脈血ラインであって、前記静脈血ライン内に前記透析器又はろ過装置の第1のチャンバの下流に静脈点滴チャンバが配せられ、且つ前記静脈血ライン内に前記静脈点滴チャンバの下流に静脈ロック器具が配せられている静脈血ラインと、を有する体外血液回路と、
前記体外血液回路内に配せられる血液ポンプと、
前記静脈点滴チャンバから分岐するベントラインであって、前記ベントライン内に少なくとも1つの疎水性フィルタが配せられ、前記ベントライン内の前記静脈点滴チャンバから離れた区間内に配せられるベントバルブによって閉鎖できるベントラインと、を備えている体外血液処理装置の流体システムをモニタする方法であって、
前記ベントライン内の前記静脈点滴チャンバから離れた区間内で、前記静脈点滴チャンバから分岐する前記ベントライン内の圧力を測定するステップと、
フォルトの場合には前記測定される圧力信号が圧力変動を受けるように、前記静脈ロック器具が交互に少なくとも部分的に開閉され、前記静脈点滴チャンバ内の流体レベルが交互に上下し、その結果、前記測定された圧力信号を評価するステップであって、前記圧力信号の圧力変動がない場合にはフォルトが推測されるステップと、を含むことを特徴とする体外血液処理装置の流体システムをモニタする方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (22件):
4C077AA05
, 4C077AA09
, 4C077BB01
, 4C077BB02
, 4C077BB03
, 4C077CC08
, 4C077DD07
, 4C077DD12
, 4C077DD13
, 4C077DD30
, 4C077EE01
, 4C077HH03
, 4C077HH07
, 4C077HH13
, 4C077JJ03
, 4C077JJ04
, 4C077JJ13
, 4C077JJ16
, 4C077KK19
, 4C077KK25
, 4C077KK27
, 4C077LL30
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)
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