特許
J-GLOBAL ID:201203048556044698
潤滑寿命を延長する直動転がり案内ユニット
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-014765
公開番号(公開出願番号):特開2012-154438
出願日: 2011年01月27日
公開日(公表日): 2012年08月16日
要約:
【課題】この直動転がり案内ユニットは,転動体への潤滑剤の給油を方向転換路において行うため,転動体と接触する突出部を貯油板の成形密度より大きく構成し,潤滑寿命を延長し,確実に安定して長期に給油してメンテナンスフリーを達成する。【解決手段】エンドキャップ4の方向転換路30に連通する連通孔37を形成し,エンドキャップ4に形成された凹部31に潤滑剤含浸の多孔質成形体から成る貯油板25を配設し,貯油板25と一体構造の突出部26の露出端面46を方向転換路30の連通孔37から露出させ,突出部26から転動体のローラ5に潤滑剤を給油する。例えば,貯油板25の多孔質成形体の成形密度を0.40〜0.60g/cm3に形成し,突出部26の多孔質成形体の成形密度を0.60〜0.70g/cm3に形成する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
長尺な軌道レール,前記軌道レールの長手方向に摺動自在なスライダ,及び前記軌道レールと前記スライダとの間に形成される軌道路を転走する転動体を有し,前記スライダは,前記軌道路に平行に伸びる前記転動体が転走するリターン路が形成されたケーシング,前記ケーシングの両端面に配設され且つ前記リターン路と前記軌道路を連通して前記転動体が転走する方向転換路が形成されたエンドキャップ,及び前記エンドキャップの端面に配設されたエンドシールを有しており,前記エンドキャップには,潤滑剤を含浸した多孔質成形体から成る貯油板と,前記貯油板から突出し且つ前記方向転換路に開口する連通孔に嵌入して前記方向転換路を転走する前記転動体に接触する壁面を備えた潤滑剤を含浸するオープンポアを備えた多孔質成形体から成る突出部とから成る潤滑供給部材が配設されており,前記方向転換路を転走する前記転動体が前記突出部の前記壁面に接触して前記潤滑剤が前記転動体に供給されることから成る直動転がり案内ユニットにおいて,
前記貯油板と前記突出部とは前記多孔質成形体を構成する超高分子量の合成樹脂微粒子同士が融着して一体構造に形成されており,
前記突出部における少なくとも一部の前記多孔質成形体を構成するポア数とポアサイズは,前記貯油板の前記多孔質成形体を構成するポア数とポアサイズに比較して前記潤滑剤の流れを制限する高密度層の成形密度に形成されていることを特徴とする潤滑寿命を延長する直動転がり案内ユニット。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (23件):
3J104AA03
, 3J104AA23
, 3J104AA24
, 3J104AA36
, 3J104AA65
, 3J104AA69
, 3J104AA73
, 3J104CA14
, 3J104CA15
, 3J104CA23
, 3J104DA05
, 3J104EA01
, 3J104EA06
, 3J701AA02
, 3J701AA12
, 3J701AA44
, 3J701AA54
, 3J701AA64
, 3J701CA12
, 3J701FA32
, 3J701FA48
, 3J701FA55
, 3J701GA31
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
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