特許
J-GLOBAL ID:201203050187042583

債権情報閲覧受付装置及び債権情報の閲覧受付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土生 哲也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-148383
公開番号(公開出願番号):特開2012-014300
出願日: 2010年06月29日
公開日(公表日): 2012年01月19日
要約:
【課題】 電子記録債権の利用者の心理的抵抗感にも配慮した、記録原簿に記録された電子の債権情報の閲覧請求を受け付ける債権情報閲覧受付装置及び債権情報の閲覧受付方法を提供する。【解決手段】 本発明にかかる債権情報閲覧受付装置は、顧客から記録原簿に記録された電子記録債権の債権情報の閲覧請求を受け付けると、電子債権記録機関システムから受信した記録原簿に記録された債権データに含まれる利害関係者に関する情報のうち、債権情報の閲覧を請求した顧客が債権を譲渡した利害関係者から債権を譲渡された利害関係者以後に債権者となった利害関係者に関する情報を除外した債権情報を閲覧されるよう構成される。これによって、いわゆる中抜きに対する懸念や、債権が銀行等の金融機関に譲渡されたことを知られてしまう懸念に対処することができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
電子記録債権の債権情報の閲覧を請求する顧客が操作する顧客端末、及び電子記録債権の記録原簿に記録された債権データを管理する電子債権記録機関システムとネットワークを通じて接続された債権情報閲覧受付装置であって、 前記電子記録債権機関システムで管理される債権データには、電子記録債権の利害関係者に関する情報として、電子記録債権の債務者及び債権者、並びに電子記録債権の譲渡記録がある場合には過去の債権者と譲渡の順序が含まれていて、 前記顧客端末から電子記録債権にかかる債権情報の閲覧を請求した、電子記録債権の債権者である顧客を識別する利用者番号を特定する利用者番号特定手段と、 前記顧客が閲覧を請求した電子記録債権の記録原簿に記録された債権データの開示を、前記電子債権記録機関システムに請求する開示請求手段と、 前記電子債権記録機関システムから、前記開示請求手段が開示を請求した債権データを受信する債権データ受信手段と、 前記債権データ受信手段が受信した債権データに含まれる利害関係者のうち、前記利用者番号特定手段が特定した前記顧客を識別する利用者番号をキーに前記顧客を特定し、前記顧客が債権を譲渡した利害関係者から債権を譲渡された利害関係者以後に債権者となった利害関係者を選択する利害関係者選択手段と、 前記債権データ受信手段が受信した債権データから、前記利害関係者選択手段が選択した利害関係者に関するデータを除外して、前記顧客に閲覧させるための債権情報を生成する債権情報生成手段と、 前記債権情報生成手段が生成した債権情報を、前記顧客端末に送信する債権情報送信手段と、 を備えることを特徴とする債権情報閲覧受付装置。
IPC (1件):
G06Q 40/04
FI (1件):
G06F17/60 234Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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