特許
J-GLOBAL ID:201203050858525231

鋼板とアルミニウム合金板との異種金属接合方法および異種金属接合継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  棚井 澄雄 ,  増井 裕士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-014081
公開番号(公開出願番号):特開2012-152786
出願日: 2011年01月26日
公開日(公表日): 2012年08月16日
要約:
【課題】接合界面に金属間化合物が生成するのを抑制でき、継手強度、疲労強度および耐食性を向上させることが可能な、鋼板とアルミニウム合金板との異種金属接合方法および異種金属接合継手を提供する。【解決手段】 鋼板1とアルミニウム合金板2とを抵抗スポット溶接する際、通電時間Bt(ms)、休止時間Rt(ms)を、次式{2≦Bt≦10}、{1≦Rt≦5}を満たす条件とし、加圧力EF(kN)でのパルセーション通電を2〜8回の範囲で行い、休止時間Rt(ms)での最後の通電休止が完了した後、直ちに加圧力を次式{1.2×EF≦FF≦2.0×EF}を満たす通電完了後の加圧力FF(kN)まで増加させ、その後、次式{50≦Ht≦300}を満足する保持時間Ht(ms)で加圧保持した後、加圧力を除荷する方法とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鋼板とアルミニウム合金板とを各1枚以上で合計2枚以上を重ね合わせた状態とし、前記鋼板およびアルミニウム合金板の上下に配置された電極で加圧しながら抵抗スポット溶接を行う、鋼板とアルミニウム合金板との異種金属接合方法であって、 前記抵抗スポット溶接を行う際、通電時間Bt(ms)、休止時間Rt(ms)を下記(1)、(2)式を満たす条件とし、加圧力EF(kN)でのパルセーション通電を2〜8回の範囲で行い、前記休止時間Rt(ms)での最後の通電休止が完了した後、直ちに、加圧力を、下記(3)式を満たす通電完了後の加圧力FF(kN)まで増加させ、その後、下記(4)式を満足する保持時間Ht(ms)で加圧保持した後、加圧力を除荷することを特徴とする、鋼板とアルミニウム合金板との異種金属接合方法。 2 ≦ Bt ≦ 10 ・・・・・(1) 1 ≦ Rt ≦ 5 ・・・・・(2) 1.2×EF ≦ FF ≦ 2.0×EF ・・・・・(3) 50 ≦ Ht ≦ 300 ・・・・・(4) {但し、上記(1)〜(4)式において、Bt:通電時間(ms)、Rt:休止時間(ms)、EF:パルセーション通電中の加圧力(kN)、FF:通電完了後の加圧力(kN)、Ht:保持時間(ms)を示す。}
IPC (1件):
B23K 11/20
FI (1件):
B23K11/20
引用特許:
審査官引用 (1件)

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