特許
J-GLOBAL ID:200903005407383610

アルミニウム材との異材溶接接合用鋼板および異材接合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-161723
公開番号(公開出願番号):特開2006-336070
出願日: 2005年06月01日
公開日(公表日): 2006年12月14日
要約:
【課題】 アルミニウム材と接合する際に、接合の信頼性を阻害することがなく、高い接合強度を有する接合部を得ることのできる、Si、Mnなどを含む高強度鋼板と、その鋼板とアルミニウム材との異材接合体を提供することにある。【解決手段】 質量% で、C :0.02〜0.3%、Si:0.2 〜5.0%、Mn:0.2 〜2.0%、Al:0.002 〜0.1%、を含み、更に、Ti:0.005 〜0.10% 、Nb:0.005 〜0.10% 、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.01〜1.0%の内の1 種または2 種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板において、鋼板表面上の既存の酸化物層を一旦除去した上で新たに生成させた、鋼板の鋼生地表面上に存在する外部酸化物層であって、Mn、Siを合計量で1at%以上含む酸化物の占める割合が、鋼生地と外部酸化物層との界面の略水平方向の長さ1 μm に対して占める、この酸化物の合計長さの平均割合として50〜80% であることとし、適切な溶接条件下において、異材接合体の高い接合強度を得る。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
質量% で、C :0.02〜0.3%、Si:0.2 〜5.0%、Mn:0.2 〜2.0%、Al:0.002 〜0.1%、を含み、更に、Ti:0.005 〜0.10% 、Nb:0.005 〜0.10% 、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.01〜1.0%の内の1 種または2 種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板において、鋼板表面上の既存の酸化物層を一旦除去した上で新たに生成させた、鋼板の鋼生地表面上に存在する外部酸化物層であって、Mn、Siを合計量で1at%以上含む酸化物の占める割合が、鋼生地と外部酸化物層との界面の略水平方向の長さ1 μm に対して占める、この酸化物の合計長さの平均割合として50〜80% であることを特徴とするアルミニウム材との異材溶接接合用鋼板。
IPC (7件):
C22C 38/00 ,  B23K 9/23 ,  B23K 11/20 ,  C21D 1/26 ,  C21D 1/76 ,  C22C 38/38 ,  C23C 8/14
FI (7件):
C22C38/00 301B ,  B23K9/23 H ,  B23K11/20 ,  C21D1/26 K ,  C21D1/76 G ,  C22C38/38 ,  C23C8/14
Fターム (24件):
4E001AA03 ,  4E001BB08 ,  4E001CA00 ,  4E001CB01 ,  4E001EA10 ,  4K037EA01 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA11 ,  4K037EA15 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EB06 ,  4K037EB09 ,  4K037FM04 ,  4K037GA02 ,  4K037GA08 ,  4K037HA05
引用特許:
出願人引用 (17件)
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審査官引用 (7件)
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