特許
J-GLOBAL ID:201203053952052397
シール構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岩木 謙二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-098954
公開番号(公開出願番号):特開2012-229763
出願日: 2011年04月27日
公開日(公表日): 2012年11月22日
要約:
【課題】スリンガとシール本体との間に構成されるラビリンス部を延長することで土砂や水等の異物の浸入を防止すると共に、土砂や水等の異物が浸入した際には、その異物を摺動位置から回避した方向に導くことを可能にするシール構造を提供する。【解決手段】エンコーダ材をスリンガ20の径方向延出端20tを覆うようにスリンガ20の内周側まで回し込んで成形した環状の第1の回し込み部30と、シール材26を心金24の軸方向端部24tを覆うように回し込んで成形した環状の第2の回し込み部32とによって、スリンガ20とシール本体22との間に、軸方向に延出した軸方向ラビリンス1Lpと、この軸方向ラビリンス1Lpから連続して径方向に延出した径方向ラビリンス2Lpとを有する環状のラビリンス部Lpが構成され、径方向ラビリンス2Lpは、スリンガ20に対するサイドリップ26aの接触部分を回避した位置関係に構成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
その外周側に所定のエンコーダ材で成形されたエンコーダが設けられた環状のスリンガと、スリンガの内周側に対向する心金の内周面にシール材を加硫接着して構成された環状のシール本体とが、回転軸を中心に相対回転可能に対向配置され、
径方向に沿って延出したスリンガの径方向延出端が、軸方向に沿って延出した心金の軸方向端部から離間した位置に非接触状態で位置決めされたシール構造であって、
エンコーダ材をスリンガの径方向延出端を覆うようにスリンガの内周側まで回し込んで成形した環状の第1の回し込み部と、シール材を心金の軸方向端部を覆うように回し込んで成形した環状の第2の回し込み部とによって、スリンガとシール本体との間に、所定の隙間を有して連通した環状のラビリンス部が構成されていると共に、
シール本体には、当該シール本体とスリンガとの間を横断する方向に沿って延在し、かつ、ラビリンス部に向けて末広がり円錐状に傾斜して延出し、その延出端がスリンガに接触して位置決めされたサイドリップがシール材によって一体成形されており、
ラビリンス部は、第1の回し込み部と第2の回し込み部との間に沿って、軸方向に延出した軸方向ラビリンスと、この軸方向ラビリンスから連続して径方向に延出した径方向ラビリンスとを有して構成されており、
径方向ラビリンスと、スリンガに接触するサイドリップの延出端との軸方向に沿った位置関係において、径方向ラビリンスは、スリンガに対するサイドリップの接触部分を回避した位置に構成されていることを特徴とするシール構造。
IPC (6件):
F16J 15/32
, F16C 19/18
, F16C 33/78
, F16C 33/80
, F16C 41/00
, F16J 15/447
FI (6件):
F16J15/32 311P
, F16C19/18
, F16C33/78 Z
, F16C33/80
, F16C41/00
, F16J15/447
Fターム (28件):
3J006AE23
, 3J006AE30
, 3J006AE45
, 3J006CA01
, 3J016AA01
, 3J016BB03
, 3J016BB16
, 3J016BB17
, 3J042AA05
, 3J042AA12
, 3J042CA10
, 3J042DA10
, 3J217JA02
, 3J217JA13
, 3J217JA24
, 3J217JA34
, 3J217JB34
, 3J217JB55
, 3J217JB64
, 3J701AA02
, 3J701AA32
, 3J701AA43
, 3J701AA54
, 3J701AA62
, 3J701BA73
, 3J701BA77
, 3J701FA13
, 3J701GA03
引用特許:
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