特許
J-GLOBAL ID:201203054170932661
音響調整システム及び電子楽器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人朝日特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-048390
公開番号(公開出願番号):特開2012-185330
出願日: 2011年03月04日
公開日(公表日): 2012年09月27日
要約:
【課題】スピーカの放音時において筐体内に発生する共鳴周波数の固有振動姿態を制御して音響特性を調整する技術を提供する。【解決手段】バッフル板に取り付けられたスピーカ60a、60bの放音面からの音を外部へ導く第1放音経路とスピーカ60a、60bの放音面の背後からの音を当該スピーカ60a、60bの背後空間を経由して外部へ導く第2放音経路を有する筐体には、スピーカ60a、60bの放音時に特定の周波数で共鳴し制御点が当該周波数の固有振動姿態の音圧の腹に位置する第1共鳴体と、第1共鳴体とは異なる周波数で共鳴し、前記バッフル板近傍の位置であって当該周波数においてスピーカ60a、60bの振動を抑止する反力を生じさせる音波の固有振動姿態の音圧の腹となる位置、又は第2の放音経路の外部へ通じる位置で当該周波数の固有振動姿態の音圧が腹となるように当該固有振動姿態の節の位置に第2共鳴体が設けられる。【選択図】図15
請求項(抜粋):
音響生成回路が生成した音響信号を放音するスピーカがバッフル板に取り付けられた状態で内部に設けられ、前記各スピーカの放音面から発せられる音を外部空間に導く第1の放音経路及び前記各スピーカの放音面の背後から発せられる音を当該スピーカの背後の空間を経由して前記外部空間に伝搬させる第2の放音経路が形成されるように構成された筐体を有し、前記スピーカの放音時における音響特性を調整する音響調整システムであって、
前記スピーカの駆動によって前記筐体の内部空間に生じる特定周波数の固有振動姿態の音圧の腹の少なくとも一つに制御点が位置するように設けられ、当該特定周波数で共鳴することで当該音圧の腹の場所における音圧を低減させる1又は複数の第1共鳴体と、
前記第1共鳴体とは異なる周波数において、前記スピーカの振動を抑止する反力を生じさせる音波の固有振動姿態の音圧の腹の位置であって、前記スピーカの前記バッフル板近傍の空間に制御点が設けられ、又は、前記第2の放音経路の前記外部空間に通じる位置において当該周波数の固有振動姿態の音圧が腹となるように当該周波数の固有振動姿態の節となる場所に制御点が設けられ、当該周波数で共鳴することで当該制御点における音圧を低減させる1又は複数の第2共鳴体と
を有する音響調整システム。
IPC (3件):
G10B 3/00
, G10H 1/32
, H04R 1/28
FI (3件):
G10B3/00 H
, G10H1/32 Z
, H04R1/28 310Z
Fターム (5件):
5D018AD16
, 5D378JB00
, 5D378SA10
, 5D378SA11
, 5D378SA16
引用特許:
審査官引用 (3件)
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スピーカ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-311989
出願人:パイオニア株式会社
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スピーカ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-292654
出願人:パイオニア株式会社
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特開昭59-196690
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