特許
J-GLOBAL ID:201203055976726200

電子織物及び電子織物の機能領域を決定する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 津軽 進 ,  笛田 秀仙
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-527438
公開番号(公開出願番号):特表2012-503324
出願日: 2009年09月10日
公開日(公表日): 2012年02月02日
要約:
本発明は、電子織物100,200の機能領域を決定する方法に関するものである。該電子織物は、第1の複数の導体108a〜b,202a〜d、第2の複数の導体104a〜b,204a〜d及び複数のコンデンサ112,212a〜pを備える織物基体を有し、各コンデンサは誘電体103aにより分離された上記第1の複数の導体108a〜b,202a〜dのうちの導体と上記第2の複数の導体104a〜b,204a〜dのうちの導体とを有し、これらコンデンサ112,212a〜pは当該電子織物の実質的に全表面にわたり分散され、各コンデンサ112,212a〜pは少なくとも10pFの容量を有する。本方法は、上記コンデンサの各々に対して、(a)当該コンデンサに関連する上記第1の複数の導体のうちの導体と当該コンデンサに関連する上記第2の複数の導体のうちの導体との間に電圧を印加するステップ301と、(b)当該コンデンサの容量を示す電気特性を検出するステップ302と、(c)該検出された電気特性を評価するステップ303と、(d)該評価に基づいて当該コンデンサが上記電子織物の機能領域に含まれるかを判定するステップ304とを有する。本方法は、当該電子織物における導体間に形成された上記コンデンサ等の、該電子織物に本来備わった物理的特性を利用するので、機能領域を決定するために当該電子織物上に何の電子デバイスも配置する必要がない。
請求項(抜粋):
第1の複数の導体及び第2の複数の導体を備える織物基体を有する電子織物の機能領域を決定する方法であって、前記織物基体は、各々が誘電体により分離された前記第1の複数の導体のうちの導体及び前記第2の複数の導体のうちの導体を有する複数のコンデンサが前記電子織物の実質的に全表面にわたって形成されるように構成され、該方法が、これらコンデンサの各々に対して、 - 当該コンデンサに関連する前記第1の複数の導体のうちの導体と当該コンデンサに関連する前記第2の複数の導体のうちの導体との間に電圧を印加するステップと、 - 当該コンデンサの容量を示す電子特性を検出するステップと、 - 検出された前記電子特性を評価するステップと、 - 当該コンデンサが前記電子織物の前記機能領域に含まれるかを前記評価に基づいて判定するステップと、 を有する方法。
IPC (2件):
H05K 3/10 ,  H05K 1/02
FI (2件):
H05K3/10 Z ,  H05K1/02 M
Fターム (10件):
5E338AA20 ,  5E338BB75 ,  5E338CC01 ,  5E338CD15 ,  5E338EE60 ,  5E343AA40 ,  5E343BB01 ,  5E343BB21 ,  5E343BB61 ,  5E343GG20
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (10件)
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