特許
J-GLOBAL ID:201203059928444916
酵素糖化用原料の製造方法、糖の製造方法及びエタノールの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (4件):
長谷川 芳樹
, 黒木 義樹
, 清水 義憲
, 平野 裕之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-003292
公開番号(公開出願番号):特開2012-143179
出願日: 2011年01月11日
公開日(公表日): 2012年08月02日
要約:
【課題】リグノセルロースを含む植物バイオマスをアンモニアにより処理して、酵素糖化用原料を製造する方法であって、高い酵素糖化効率を有する酵素糖化用原料を得ることができ、且つ、アンモニアの分離・回収に要するエネルギーを低減することが可能な方法の提供。【解決手段】前記処理を行う系内に存在する水分量が下記式(1):水分の質量/(バイオマスの乾燥質量+水分の質量)≦0.30(1)を満たし、前記処理における前記アンモニアの温度及び圧力が、横軸を温度軸、縦軸を密度軸とし、圧力を等圧線により描くアンモニアの相図において、飽和蒸気圧線と、飽和蒸気圧線を縦軸方向に-1.5kmol/m3平行移動した曲線と、横軸と温度60°C、密度0kmol/m3の位置にて直交する直線と、圧力1.7MPaAの等圧線と、によって形成される閉じた領域内に位置することを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
リグノセルロースを含む植物バイオマスをアンモニアで処理する酵素糖化用原料の製造方法であって、
前記処理を行う系内に存在する水分量が下記式(1):
水分の質量/(バイオマスの乾燥質量+水分の質量)≦0.30 (1)
を満たし、
前記処理における前記アンモニアの温度及び圧力が、横軸を温度軸、縦軸を密度軸とし、圧力を等圧線により描くアンモニアの相図において、飽和蒸気圧線と、飽和蒸気圧線を縦軸方向に-1.5kmol/m3平行移動した曲線と、横軸と温度60°C、密度0kmol/m3の位置にて直交する直線と、圧力1.7MPaAの等圧線と、によって形成される閉じた領域内に位置することを特徴とする酵素糖化用原料の製造方法。
IPC (3件):
C13K 1/02
, C12P 19/02
, C12P 7/08
FI (3件):
C13K1/02
, C12P19/02
, C12P7/08
Fターム (10件):
4B064AC03
, 4B064AF02
, 4B064CA06
, 4B064CA21
, 4B064CB07
, 4B064CD22
, 4B064CD24
, 4B064DA01
, 4B064DA10
, 4B064DA16
引用文献:
審査官引用 (4件)
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バイオマス科学会議発表論文集, 2010, Vol. 5th, P. 86-87
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石油・石油化学討論会講演要旨, 2009, Vol. 39th, P. 233
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Bioresour. Technol., 2008, Vol. 99, No. 13, P. 5694-5702
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