特許
J-GLOBAL ID:201203060106848045

多結晶形状記憶合金のアコモデーション挙動を考慮した相変態挙動測定方法.

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-243841
公開番号(公開出願番号):特開2012-098064
出願日: 2010年10月29日
公開日(公表日): 2012年05月24日
要約:
【課題】 形状記憶合金の変態ひずみはそれによる内部応力の発生を最小にするように生じる.これをアコモデーションというが,このアコモデーション挙動を考慮した変態ひずみの計算法を提供する.【解決手段】 多結晶形状記憶合金を結晶方位の異なる結晶の並列結合で表すことによりアコモデーション挙動を記述し,計算の安定化のため,各結晶粒をさらに部分要素に分割する.結晶粒の変態ひずみは部分要素の変態ひずみの平均となり,これから結晶粒の弾性ひずみおよび応力を計算する.変態は各結晶粒の各変態面における分解せん断応力を計算し,その値の大きい順に生じるとする.変態が起きるごとに応力分布の再分布を計算することを特徴とする結晶形状記憶合金の相変態挙動測定方法.【選択図】 図2
請求項(抜粋):
多結晶形状記憶合金を結晶方位の異なる結晶粒の並列結合により示し,各結晶粒をさらに部分要素に分割し.部分要素の変態ひずみの平均を結晶粒の変態ひずみとし,これから結晶粒の弾性ひずみおよび応力を求めると共に各結晶粒の各変態面における分解せん断応力を求め、その値の大きい順に変態は生じるとして変態が起きるごとに応力分布の再分布を計算して最大の分解せん断応力を発生する部分要素を求め,最大せん断応力が変態条件を満足する時、変態ひずみを当該部分要素に与えると共に変態ひずみの値を更新し、更新した変態ひずみの値を用いて弾性ひずみを更新しこの弾性ひずみを用いてミクロ応力の値を更新し、このミクロ応力を座標変換してマクロ座標でのマクロ応力に変換し、この応力を部分要素を含む材料構造にわたって平均し,これをマクロ応力とすることを特徴とする多結晶形状記憶合金のアコモデーション挙動を考慮した相変態挙動測定方法.
IPC (1件):
G01N 33/20
FI (2件):
G01N33/20 Z ,  G01N33/20 M
Fターム (4件):
2G055AA03 ,  2G055CA05 ,  2G055CA07 ,  2G055FA01
引用特許:
出願人引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (2件)

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