特許
J-GLOBAL ID:201203062675735545
固体酸化物型燃料電池用空気極材料粉末及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小池 信夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-289689
公開番号(公開出願番号):特開2012-138256
出願日: 2010年12月27日
公開日(公表日): 2012年07月19日
要約:
【課題】固体酸化物型燃料電池用空気極材料として好適な高度に均一組成の新規なLSCF微粒子(粉末)、及び均一組成のLSCF微粒子を得るための製造方法を提供する。【解決手段】走査型電子顕微鏡に付随したエネルギー分散X線分光装置により測定した特性X線のピーク面積比より算出したランタン元素の平均含有量と、コバルト元素または鉄元素のうち含有量の多い元素の平均含有量とを比較した場合に、平均含有量の大きい元素の変動係数(α)が4.0%以下であり、かつ、同様にして算出したコバルト元素の平均含有量と鉄元素の平均含有量のうち平均含有量の大きい元素の変動係数(β)が2.0%以下であることを特徴とする(La1-xSrx)aCoyFe1-yO3で表される固体酸化物型燃料電池用空気極材料粉末を与える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ペロブスカイト構造を有し、ランタン元素、ストロンチウム元素、コバルト元素、鉄元素、及び酸素元素からなる複合酸化物である固体酸化物型燃料電池用空気極材料粉末において、
当該粉末の走査型電子顕微鏡像(SEM像)の複数の位置において当該走査型電子顕微鏡に付随したエネルギー分散X線分光装置(EDX)により測定した特性X線のピーク面積比より算出したランタン元素の含有量(wa(wt%))と、コバルト元素または鉄元素のうち含有量の多い元素の含有量(wb(wt%))とを、式(1)の関係を満足するように決定し、複数の位置における含有量から算出したランタン元素の平均含有量[wa]av(wt%)と、コバルト元素または鉄元素のうち含有量の多い元素の平均含有量[wb]av(wt%)とを比較した場合に、平均含有量の大きい元素の変動係数(α)が4.0%以下であり、かつ、同様にコバルト元素の含有量(wc(wt%))と鉄元素の含有量(wd(wt%))とを、式(2)の関係を満足するように決定し、複数の位置における含有量から算出したコバルト元素の平均含有量[wc]av(wt%)と鉄元素の平均含有量[wd]av(wt%)のうち平均含有量の大きい元素の変動係数(β)が2.0%以下であることを特徴とする固体酸化物型燃料電池用空気極材料粉末。
wa+wb=100(wt%) (1)
wc+wd=100(wt%) (2)
IPC (4件):
H01M 4/86
, H01M 4/88
, H01M 8/12
, C01G 51/00
FI (4件):
H01M4/86 T
, H01M4/88 T
, H01M8/12
, C01G51/00 B
Fターム (15件):
4G048AA05
, 4G048AB02
, 4G048AC06
, 4G048AD03
, 4G048AE05
, 4G048AE08
, 5H018AA06
, 5H018AS03
, 5H018BB01
, 5H018BB08
, 5H018EE13
, 5H018HH00
, 5H018HH05
, 5H018HH08
, 5H026AA06
引用特許:
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