特許
J-GLOBAL ID:201203063266799732

空気調和機の室外ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 高橋 省吾 ,  稲葉 忠彦 ,  村上 加奈子 ,  中鶴 一隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-004841
公開番号(公開出願番号):特開2012-145287
出願日: 2011年01月13日
公開日(公表日): 2012年08月02日
要約:
【課題】 リアクタおよび電装基板を十分に冷却できるような空気流路を確保しつつ、ファン室から機械室への浸水を防止する空気調和機の室外ユニットを提供する。【解決手段】 送風ファン3の正転時の吸引作用により、機械室Mから電気品ユニット90内を左右方向に横断してファン室F側へと流入する過程で、電気品ユニット90内の電装基板30とリアクタ40を順に冷却するように空気流が流れる一連の空気流路を設定するとともに、電気品ユニット90とファン室Fとの通路のファン室F側に、開口する向きが前後方向に180度反対となるような二重のカバーで覆って、送風ファン3の逆回転で発生する正転時の冷却空気流とは逆方向に流れる空気流の進行方向を折り返すように曲げる壁面16を、外側に位置するカバー15に設けた。【選択図】 図22
請求項(抜粋):
外郭を成す箱体、 この箱体の内部を左右方向に、圧縮機が配置される機械室と、熱交換器および送風ファンが配置されるファン室とに区切る仕切板、 前記機械室の上部で少なくとも前記仕切板に取り付けられ、電装基板と、リアクタと、これらを支持するとともに外枠を成すフレームとを具備する電気品ユニット、を有する空気調和機の室外ユニットであって、 前記フレームは、 前記仕切板の前記機械室側の面に接するとともに、通気孔が形成された第1側壁と、 この第1側壁から左右方向に所定の距離を空けた反仕切板側に位置し、通風孔が形成された第2側壁と、 前記第1側壁と前記第2側壁の間で、前記電装基板を支持する支持部と、を備え、 前記第1側壁の内向面に、前記リアクタを支持するリアクタ取付部材が固定され、 このリアクタ取付部材は、 上下方向の途中で上側、下側と正面側の3方向に起立壁を有して背面側端部を含んで前記フレームの内方に突出する膨出部と、 この膨出部の頂部に平面状に形成され、前記リアクタが取り付けられるリアクタ取付面と、 前記起立壁の根元に接続し前記膨出部の上方、下方と正面側の3方に跨って平面状に形成され、前記第1側壁の内向面に接する固定部と、を備え、 前記膨出部と前記第1側壁とにより、該第1側壁の前記通気孔が連通するとともに、背面側に向かって開口する箱状の空間が形成され、 前記仕切板は、 前記第1側壁の通気孔が臨む連通孔と、 前記ファン室側の面に設けられ、前記ファン室の内方に突出して前記連通孔を覆うとともに、正面側もしくは背面側のどちらか一方に向かって開口する第1カバーと、 この第1カバーと左右方向に所定の距離を空けて前記第1カバーを覆うように前記ファン室側の面に設けられ、前記第1カバーの開口とは反対側の方向に開口する第2カバーと、 この第2カバーに設けられ、前記第1カバーの開口と前後方向に所定の距離を隔てて対向し、前記第2カバーの開口の反対側を閉ざす浸水防止壁と、を備え、 前記箱状の空間が、前記電装基板の仕切板側の一端と前記仕切板との間で、かつ左右方向に前記電装基板と重なる位置で背面側を向いて開口するとともに、 前記第2側壁の通風孔が、前記電装基板の反仕切板側の他端と前記箱体の側面壁との間で、かつ左右方向に前記電装基板と重なる位置に開口し、 前記送風ファンの正回転時には、前記送風ファンの吸引作用により、前記機械室から前記通風孔を通過して前記電気品ユニット内へ流入し、左右方向に前記電装基板を横切るように通過してから前記空間へと入り込み、前記通気孔と前記連通孔を通り抜けて、第2カバーの開口から前記ファン室へと流出する空気流が生じ、 前記送風ファンの逆回転時には、逆回転で生じた空気流が、前記第2カバーの開口から前記第2カバー内に流入し、前記第1カバーと前記第2カバーの間に形成される空間を通過して、前記第2カバーの浸水防止壁で流れ方向を曲げられることを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
IPC (1件):
F24F 1/24
FI (1件):
F24F1/00 533
引用特許:
審査官引用 (5件)
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