特許
J-GLOBAL ID:201203064720348038

表面波探査装置及び表面波探査装置による地震波の測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人広江アソシエイツ特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-087132
公開番号(公開出願番号):特開2012-220355
出願日: 2011年04月11日
公開日(公表日): 2012年11月12日
要約:
【課題】複数の地震計を迅速に移動させ且つ正確に配置することで、地盤の表面波の精度の高い測定結果を得ることのできる表面波探査装置を提供する。【解決手段】本発明の表面波探査装置1は、第一クランクロッド11と第二クランクロッド12が連結された左右一対の動輪3と、前方鉤部8と後方鉤部9とを備える梁部材4と、起震機5と、梁部材に吊り下げられた複数の地震計6と、梁部材4の端部に配置される台車7とを備えている。動輪3が回転すると、前方鉤部8が第一クランクロッド11に係止することで梁部材4が上昇して牽引され、起震機5と地震計6と台車7とが梁部材によって持ち上げられた状態で移動し、更に後方鉤部9が第二クランクロッド12に係止して梁部材4の牽引が継続する。前方鉤部8及び後方鉤部9がクランクロッド11,12から開放されることにより、前記梁部材が降下して前記起震機と前記地震計と前記台車とが地表面に静置される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
左右一対の動輪を備えた牽引手段と、 前端部に所定の間隔で配置された前方鉤部と後方鉤部とを備える梁部材と、 前記梁部材の前端部近傍に連結された起震機と、 前記梁部材に吊り下げ手段によって吊り下げられた複数の地震計と、 前記梁部材の中間部と後端部の少なくとも一方に配置される台車と、 を備えた表面波探査装置であって、 前記左右一対の動輪の外径は、前記地震計の底面から前記吊り下げ手段の前記梁部材側の端部までの距離よりも大きく形成されており、 前記一対の動輪は、二個のクランクロッドにより連結されており、 前記動輪が回転するとき、 (a)前記前方鉤部が、前記二個のクランクロッドのうち前記動輪の回転方向に対して先行する第一クランクロッドに係止することにより、前記梁部材が上昇して牽引されて、前記起震機と前記地震計とが前記梁部材によって持ち上げられた状態で移動し、 (b)前記後方鉤部が、前記二個のクランクロッドのうち前記動輪の回転方向に対して後続する第二クランクロッドに係止することにより、前記梁部材が上昇した状態で更に牽引されて、前記起震機と前記地震計とが引き続き持ち上げられた状態で移動し、 (c)前記前方鉤部及び前記後方鉤部が前記二個のクランクロッドから開放されることにより、前記梁部材が降下して前記起震機と前記地震計と前記台車とが地表面に静置され、 更なる前記動輪の回転によって、(a)前記前方鉤部の前記第一クランクロッドへの係止及び前記梁部材の牽引と、(b)前記後方鉤部の前記第二クランクロッドへの係止及び前記梁部材の更なる牽引と、(c)前記前方鉤部及び前記後方鉤部の前記二個のクランクロッドからの開放による前記梁部材の降下と、が繰り返されることを特徴とする表面波探査装置。
IPC (2件):
G01V 1/20 ,  G01V 1/147
FI (2件):
G01V1/20 ,  G01V1/147
引用文献:
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