特許
J-GLOBAL ID:201203064736411112

角速度測定方法および角速度測定装置の診断回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 細田 益稔 ,  青木 純雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-182765
公開番号(公開出願番号):特開2011-257428
出願日: 2011年08月24日
公開日(公表日): 2011年12月22日
要約:
【課題】振動子に加わる回転の角速度を測定するための角速度測定装置において、装置の稼働時に故障が生じたときに、故障検出を早期に行い、故障の有無を判断するための待機時間を短縮できるようにする。【解決手段】振動子に駆動振動を励振し、振動子からの出力信号を検出信号出力回路20Bによって処理し、角速度に対応する検出信号を得る。振動子から互いに逆相の複数の出力信号が出力され、出力信号が、検出信号および駆動振動に基づいて振動子に発生する駆動振動と同周波数かつ位相の異なる駆動信号容量結合成分を含む。診断回路が、出力信号を処理し、信号処理後の駆動信号容量結合成分を出力する容量結合成分出力回路20Cを備える。容量結合成分出力回路20Cにおいて、振動子からの複数の出力信号を加算器21で加算することによって、複数の出力信号に含まれる検出信号を相殺しかつ駆動信号容量結合成分を増幅する。増幅後の駆動信号容量結合成分を位相検波し、検出することによって検出信号出力回路を診断する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
振動子に加わる回転の角速度を測定するための角速度測定方法であって、 前記振動子に駆動振動を励振し、前記振動子からの出力信号を検出信号出力回路によって処理し、前記角速度に対応する検出信号を得るのに際して、前記振動子から複数の前記出力信号が出力され、前記出力信号が、前記検出信号および前記駆動振動に基づいて前記振動子に発生する前記駆動振動と同周波数かつ位相の異なる駆動信号容量結合成分を含んでおり、前記診断回路が、前記出力信号を処理し、信号処理後の前記駆動信号容量結合成分を出力する容量結合成分出力回路を備えており、前記容量結合成分出力回路において、前記振動子からの前記複数の出力信号を加算することによって、前記複数の出力信号に含まれる互いに逆相の前記検出信号を相殺しかつ前記駆動信号容量結合成分を増幅し、前記増幅後の駆動信号容量結合成分を検波し、検出することによって前記検出信号出力回路を診断することを特徴とする、角速度測定方法。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01C 19/00
FI (2件):
G01C19/56 276 ,  G01C19/00 Z
Fターム (5件):
2F105AA02 ,  2F105BB20 ,  2F105CD02 ,  2F105CD06 ,  2F105CD11
引用特許:
審査官引用 (9件)
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