特許
J-GLOBAL ID:201203066250977664

ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-141551
公開番号(公開出願番号):特開2012-007632
出願日: 2010年06月22日
公開日(公表日): 2012年01月12日
要約:
【課題】駐車ブレーキ機構を備えた液圧式のディスクブレーキにおいて、応答性を高める。【解決手段】駐車ブレーキ作動時には、電動モータ30によって遊星歯車機構31のサンギヤ44を回転させ、遊星キャリア48の回転により、平歯車減速機構32を回転させ、ボール-ランプ機構13によってピストン10を前進させて制動を行なう。このとき、遊星歯車機構のリングギヤ46の回転により、ラチェットレバー58が遊星キャリア48のラチェット歯51Aに係合し、遊星キャリア48を固定して制動状態を保持する。駐車ブレーキ解除時には、電動モータ30を逆回転させると、リングギヤ46の回転により、ラチェットレバー58がラチェット歯51Aから離脱し、遊星キャリア48が回転して制動を解除する。従来のウォームギヤを用いないので、電動モータ30の負荷が小さく、応答性が高い。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ディスクロータを挟んでその両側に配置される一対のブレーキパッドと、該一対のブレーキパッドの少なくとも一方を前記ディスクロータに押付けるピストンと、該ピストンが挿入されるシリンダとを有し、該シリンダへの液圧の供給によって前記ピストンを推進するキャリパ本体と、 該キャリパ本体に設けられて電動モータの回転により前記ピストンを推進し、推進した該ピストンの位置を保持可能なピストン保持機構とを備えたディスクブレーキにおいて、 前記ピストン保持機構は、前記電動モータによる回転を増力する減速機構と、該減速機構による回転を直線運動に変換して前記ピストンの推進方向に伸縮する回転直動変換機構と、前記減速機構の回転位置を保持する制動保持機構とを有し、 前記減速機構は、前記電動モータによって回転する少なくとも第1の回転部材及び第2の回転部材を有し、 前記制動保持機構は、前記第1の回転部材に設けられた係合部に係脱可能な係合部材と、該係合部材を移動可能に支持し、前記第2の回転部材の回転に伴い回転する支持部材とを有し、 該支持部材は、前記第2の回転部材が前記ピストンを推進する方向に回転したとき、前記係合部材を前記係合部に係合させる方向に移動させ、前記第2の回転部材が前記ピストンを後退させる方向に回転したとき、前記係合部材を前記係合部から離間させる方向に移動させることを特徴とするディスクブレーキ。
IPC (2件):
F16D 65/18 ,  F16D 55/224
FI (3件):
F16D65/18 A ,  F16D65/18 E ,  F16D55/224 104Z
Fターム (21件):
3J058AA43 ,  3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA63 ,  3J058AA69 ,  3J058AA73 ,  3J058AA78 ,  3J058AA83 ,  3J058AA87 ,  3J058BA02 ,  3J058BA21 ,  3J058BA23 ,  3J058BA46 ,  3J058BA57 ,  3J058BA61 ,  3J058BA62 ,  3J058BA67 ,  3J058CC15 ,  3J058CC56 ,  3J058FA01 ,  3J058FA07
引用特許:
出願人引用 (2件)

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