特許
J-GLOBAL ID:200903076986010833
電動ディスクブレーキ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-355887
公開番号(公開出願番号):特開2008-164111
出願日: 2006年12月28日
公開日(公表日): 2008年07月17日
要約:
【課題】ブレーキパッドの熱収縮に起因する押付け力の低下を、あまりピストンの推力を上げずに機械的に補填できるようにする。【解決手段】モータの回転を直線運動に変換してピストンに伝達する回転-直動変換機構とモータの制動解除方向への回転をロック・アンロック可能な駐車ブレーキ機構とを備えた電動ディスクブレーキにおいて、前記モータと前記回転-直動変換機構との間に遊星歯車減速機構を設け、該減速機構のインターナルギヤ55の外周に、キャリパ本体10に設けた移動路59の範囲内で移動可能な突片56を形成し、通常ブレーキ時には、突片56に係合するギヤレバー64によってインターナルギヤ55を位置固定し、駐車ブレーキ時には、ギヤレバー64を離脱させてインターナルギヤ55を回転させ、突片56に連結したトーションばね60にピストン推進方向の力を蓄えて、該トーションばね60にブレーキパッドの熱収縮分の変位を補填させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ブレーキパッドを押圧するピストンと、モータと、該モータの回転を直線運動に変換して前記ピストンに伝達する回転-直動変換機構と、前記モータのロータの制動解除方向への回転をロックおよびアンロック可能な駐車ブレーキ機構とを備え、前記モータのロータの回転に応じて前記ピストンを推進して、ブレーキパッドをディスクロータに押付けて制動力を発生し、かつ前記駐車ブレーキ機構により前記モータのロータを制動位置に保持する電動ディスクブレーキにおいて、前記モータと前記回転-直動変換機構との間に、3つの基本軸からなる減速機構を設け、該減速機構の、前記モータおよび前記回転-直動変換機構の双方に対してフリーである第3の軸を所定範囲内で回動可能とし、かつ前記駐車ブレーキ機構が作動するときに前記第3の軸に係合し該第3の軸の回転に応じてピストン推進方向の力を蓄えるばね手段を設けたことを特徴とする電動ディスクブレーキ。
IPC (2件):
FI (3件):
F16D65/18 Z
, F16D65/18 A
, B60T13/74 Z
Fターム (22件):
3D048BB57
, 3D048BB59
, 3D048BB60
, 3D048CC49
, 3D048HH58
, 3D048HH66
, 3D048HH68
, 3J058AA43
, 3J058AA48
, 3J058AA53
, 3J058AA63
, 3J058AA78
, 3J058AA87
, 3J058BA01
, 3J058BA31
, 3J058BA67
, 3J058BA68
, 3J058BA80
, 3J058CC07
, 3J058CC15
, 3J058CC32
, 3J058CC63
引用特許:
出願人引用 (2件)
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電動ブレーキ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-232640
出願人:トキコ株式会社
-
電動ブレーキ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-019489
出願人:株式会社日立製作所
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