特許
J-GLOBAL ID:201203067634256928

電力変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-178821
公開番号(公開出願番号):特開2012-039790
出願日: 2010年08月09日
公開日(公表日): 2012年02月23日
要約:
【課題】並列接続された電力用スイッチング素子の特性の差異により生ずるターンオン/オフ動作時間の差に起因する当該並列接続された電力半導体素子間の遮断電流の偏りを緩和し、信頼性を向上させ、電流定格、及び耐圧の低い素子の適用を可能とし、低コスト化を実現する。【解決手段】図は直流から交流に変換する電力変換装置1相分の回路を示し、電力用スイッチング素子を2並列で用いている回路構成例であり、電力半導体素子6a、6bの特性に差異があると各々の通電電流はILa≠ILbとなるが、6a、6bの特性に適したゲート電流IGa、IGbを流すゲート駆動回路構成を提供とすることで、ターンオン/オフに要する時間に差を緩和しILa≒ILbとし、並列接続された一方の電力半導体素子への主回路電流の集中を抑制することが可能となる。図では2並列の例であるが、並列接続数によらず本解決手段は有効である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1の電力用スイッチング素子と第2の電力用スイッチング素子を直列接続した直列回路を少なくとも2組以上並列に接続した構成を備え、前記第1の電力用スイッチング素子及び前記第2の電力用スイッチング素子をスイッチングすることによって印加された電力を変換して負荷にエネルギーを供給する電力変換装置において、 前記第1の電力用スイッチング素子のスイッチングを行うゲート駆動信号を各当該第1の電力用スイッチング素子のゲートに出力する第1のゲート駆動電源と、 前記第2の電力用スイッチング素子のスイッチングを行うゲート駆動信号を各当該第2の電力用スイッチング素子のゲートに出力する第2のゲート駆動電源と、 前記第1の電力用スイッチング素子と前記第1のゲート駆動電源との間に設けられ、各前記第1のスイッチング素子のターンオン/オフ時に、当該第1の電力用スイッチング素子にその電気的特性に適したゲート電流を流すよう調整する第1のゲート電流調整部と、 前記第2の電力用スイッチング素子と前記第2のゲート駆動電源との間に設けられ、各前記第2のスイッチング素子のターンオン/オフ時に、当該第2の電力用スイッチング素子にその電気的特性に適したゲート電流を流すよう調整する第2のゲート電流調整部と、 を備えることを特徴とする電力変換装置。
IPC (1件):
H02M 1/08
FI (2件):
H02M1/08 A ,  H02M1/08 341C
Fターム (12件):
5H740AA05 ,  5H740BA11 ,  5H740BB04 ,  5H740BB08 ,  5H740BC01 ,  5H740BC02 ,  5H740HH05 ,  5H740JA01 ,  5H740JB01 ,  5H740KK01 ,  5H740MM10 ,  5H740NN17
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭59-017862
  • ゲート回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-220954   出願人:株式会社東芝
  • 特開昭59-017862
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