特許
J-GLOBAL ID:201203069214488109
蛍光性糖誘導体化合物及びそれを用いるセンサー
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (7件):
青木 篤
, 石田 敬
, 福本 積
, 古賀 哲次
, 中村 和広
, 渡辺 陽一
, 武居 良太郎
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2009065974
公開番号(公開出願番号):WO2010-027108
出願日: 2009年09月07日
公開日(公表日): 2010年03月11日
要約:
本発明は、糖結合タンパク質を簡便、迅速、高感度に検出する方法、及び、検出に必要な蛍光性化合物を提供する。具体的には、本発明は、直接若しくは適当なリンカーを介して糖鎖を結合した共役構造を持つ分子に、糖結合タンパク質を作用させると、糖結合タンパク質の無い場合に比べて蛍光の強度が著しく強くなることを利用した糖結合タンパク質の検出方法に関する。
請求項(抜粋):
一般式(1)
(S1-S2-S3-S4-S5-S6-Am)nB (1)
[式中、S1は糖の構造の1個の水酸基から水素原子を除いた残基を表わし、S2、S3、S4、S5、S6は、独立に、存在しないか、又は、糖構造から1個の水酸基を除くと共にもう1個の水酸基から水素原子を除いた残基を表わし、S1、S2、S3、S4、S5、S6は互いにグリコシド結合で繋がった糖鎖構造を形成しており、Aは、存在しないか、又は、酸素原子を含んでいてもよい炭素数2以上6以下の2価の有機基を表わし、Bは光照射により蛍光を発する蛍光性化合物からn個の水素原子を除いた残基を表し、該残基は炭素数7以下の置換基で置換されていてもよく、Aが存在する場合のmは6以下の正の整数を表し、nは12以下の正の整数を表す。S2、S3、S4、S5、S6は互いに同じであっても異なっていてもよい。1個の水酸基から水素原子を除くことでS1となる母体の糖の構造(以下、S1の母体の糖の構造、又は、単に、母体の糖の構造という。)は、1個の水酸基を除くと共にもう1個の水酸基から水素原子を除くことでそれぞれS2、S3、S4、S5、S6となる母体の糖の構造(以下、S2〜S6の母体の糖の構造、又は、単に、母体の糖の構造という。)と互いに同じであっても異なっていてもよい。]で表わされることを特徴とする蛍光性糖誘導体化合物。
IPC (7件):
C07H 15/18
, C07H 17/00
, C07H 15/203
, G01N 33/53
, G01N 33/542
, G01N 33/536
, C09K 11/06
FI (7件):
C07H15/18
, C07H17/00
, C07H15/203
, G01N33/53 S
, G01N33/542 A
, G01N33/536 Z
, C09K11/06
Fターム (4件):
4C057BB02
, 4C057BB03
, 4C057DD01
, 4C057JJ05
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