特許
J-GLOBAL ID:201203069236214274
電流検出用センサ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
酒井 伸司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-292153
公開番号(公開出願番号):特開2012-141151
出願日: 2010年12月28日
公開日(公表日): 2012年07月26日
要約:
【課題】電源を不要とし、環状コアの磁気回路についての非対称性を容易に補正可能で、かつ検出する電流について大きなダイナミックレンジを確保する。【解決手段】分離位置Aを挟んでコア部2aに巻回された第1コイル3およびコア部2bに巻回された第2コイル4と、分離位置Bを挟んでコア部2aに巻回された第3コイル5およびコア部2bに巻回された第4コイル6とを備え、各コイル3,5は順極性で直列接続されて第1直列回路21を構成し、各コイル4,6は順極性で直列接続されて第2直列回路22を構成し、第1直列回路21にはコイル3,5に発生する誘起電圧のバランス調整用の第1抵抗回路7が接続され、第2直列回路22にはコイル4,6に発生する誘起電圧のバランス調整用の第2抵抗回路8が接続され、各直列回路21,22は順極性の状態で直列接続されて、各直列回路21,22の両端間にそれぞれ発生する誘起電圧の差動電圧を出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
周方向に沿って離間した一対の分離位置で2つのコア部に分離可能な環状コアと、
前記一対の分離位置のうちの一方の分離位置を挟んで前記2つのコア部のうちの一方のコア部に巻回された第1コイルおよび当該2つのコア部のうちの他方のコア部に巻回された第2コイルと、
前記一対の分離位置のうちの他方の分離位置を挟んで前記一方のコア部に巻回された第3コイルおよび前記他方のコア部に巻回された第4コイルとを備え、電路に流れる電流を検出可能に構成された電流検出用センサであって、
前記環状コアを一方向に巡る磁束によって前記第1コイル、前記第2コイル、前記第3コイルおよび前記第4コイルにそれぞれ生じる誘起電圧の極性を基準としたときに、前記第1コイルおよび前記第3コイルは順極性の状態で直列接続されて第1直列回路を構成すると共に、前記第2コイルおよび前記第4コイルは順極性の状態で直列接続されて第2直列回路を構成し、
前記第1直列回路には、前記第1コイルおよび前記第3コイルにそれぞれ発生する前記誘起電圧のバランス調整を行うための第1抵抗回路が接続され、
前記第2直列回路には、前記第2コイルおよび前記第4コイルにそれぞれ発生する前記誘起電圧のバランス調整を行うための第2抵抗回路が接続され、
前記第1直列回路および前記第2直列回路は、順極性の状態で直列接続されて、当該第1直列回路の両端間および当該第2直列回路の両端間にそれぞれ発生する前記誘起電圧の差動電圧をそれぞれの非接続端部間から出力する電流検出用センサ。
IPC (2件):
FI (2件):
G01R33/02 B
, G01R15/02 G
Fターム (7件):
2G017AA13
, 2G017AB08
, 2G017AD04
, 2G017AD05
, 2G017BA05
, 2G025AB14
, 2G025AC02
引用特許:
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