特許
J-GLOBAL ID:201203069991514083

吸収性物品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 廣瀬 隆行 ,  関 大祐
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-045089
公開番号(公開出願番号):特開2012-179286
出願日: 2011年03月02日
公開日(公表日): 2012年09月20日
要約:
【課題】溝部が形成された吸収体であっても,溝部が延設された方向と直交する方向に,液体を好適に拡散させることができる吸収性物品を提供する。【解決手段】吸収体3の溝部14の近傍に吸収速度の遅い高吸収性ポリマー22aを配設し,吸収体の溝部から遠隔の位置に吸収速度の早い高吸収性ポリマー22bを配設することにより,液体を吸収体の溝部近傍の領域から溝部遠隔の領域に向かって徐々に浸透させ,吸収体による液体の拡散性を向上させることができるという知見に基づく。【選択図】図2
請求項(抜粋):
液透過性のトップシート(1)と,液不透過性のバックシート(2)と,前記トップシート(1)と前記バックシート(2)の間に介在する吸収体(3)を有する吸収性物品であって, 前記吸収体(3)は, 液体を吸収保持するための吸収性コア(11)と, 前記吸収性コア(11)を,前記トップシート(1)側から被覆する上層コアラップシート(12)と, 前記吸収性コア(11)を,前記バックシート(2)側から被覆する下層コアラップシート(13)とを有し, 前記上層コアラップシート(12)と前記下層コアラップシート(13)が,前記吸収性コア(11)を前記吸収体(3)の厚み方向に貫通して接着されることにより,少なくとも前記上層コアラップシート(12)側に,前記吸収体(3)の長手方向に延びた溝部(14)が形成され, 前記吸収性コア(11)は,繊維材料(21)と,前記繊維材料(21)に混合された吸収性ポリマー(22)を備え, 前記高吸収性ポリマー(22)は,液体の吸収速度が異なる複数種類の高吸収性ポリマーを含み, 前記吸収性コア(11)のうち,前記溝部(14)が形成された位置から,前記吸収体(3)の平面方向に少なくとも10mm離れた位置までの領域を溝部近傍領域(31)とした場合に, 前記溝部近傍領域(31)には,前記複数種類の高吸収性ポリマーのうち,最も液体の吸収速度が遅い種類の第1の高吸収性ポリマー(22a)が,その他のいずれの種類の高吸収性ポリマーよりも,その重量において2倍以上多く分布されている 吸収性物品。
IPC (2件):
A61F 13/49 ,  A61F 13/53
FI (2件):
A41B13/02 D ,  A41B13/02 C
Fターム (10件):
3B200AA01 ,  3B200BA04 ,  3B200BB05 ,  3B200BB17 ,  3B200CA02 ,  3B200CA11 ,  3B200DB02 ,  3B200DB05 ,  3B200DB16 ,  3B200DB24
引用特許:
審査官引用 (3件)

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