特許
J-GLOBAL ID:201203076391147261

摩擦ダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-286058
公開番号(公開出願番号):特開2012-132520
出願日: 2010年12月22日
公開日(公表日): 2012年07月12日
要約:
【課題】制振対象の構造体が損傷することを有効に回避可能な摩擦ダンパーを提供する。【解決手段】二部材のうちの一方の部材に一体に設けられた第1圧接板12、14と、他方の部材に一体に設けられた第2圧接板16と、弾発力が前記圧接力となる弾性部材30と、相対移動量に応じて、板厚方向の高さ寸法を拡縮する高さ寸法変更部材40と、第1圧接板12、14、第2圧接板16、弾性部材30、及び高さ寸法変更部材40を板厚方向に重ねた状態で、これらの重なり高さが一定になるように規制すべく、これらを板厚方向に挟み込む重なり高さ規制部材60と、を有する。高さ寸法変更部材40は、所定方向の相対移動動作を回転動作に変換する第1変換機構41と、回転動作を高さ寸法の拡縮動作に変換する第2変換機構42と、を有する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
所定方向に相対移動する二部材間に介装されて、前記所定方向の相対移動に伴って摺動する圧接板同士の摩擦力を減衰力として用いて前記相対移動に係る振動を抑制する摩擦ダンパーであって、前記所定方向の相対移動量が所定値を超えたときに、前記圧接板同士の間の圧接力が低下する摩擦ダンパーにおいて、 前記二部材のうちの一方の部材に一体に設けられた第1圧接板と、 前記二部材のうちの他方の部材に一体に設けられた第2圧接板と、 弾発力が前記圧接力となる弾性部材と、 前記相対移動量に応じて、前記板厚方向の高さ寸法を拡縮する高さ寸法変更部材と、 前記第1圧接板、前記第2圧接板、前記弾性部材、及び前記高さ寸法変更部材を前記板厚方向に重ねた状態で、これらの重なり高さが一定になるように規制すべく、これらを前記板厚方向に挟み込む重なり高さ規制部材と、を有し、 前記高さ寸法変更部材は、前記所定方向の相対移動動作を回転動作に変換する第1変換機構と、前記回転動作を前記高さ寸法の拡縮動作に変換する第2変換機構と、を有することを特徴とする摩擦ダンパー。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  F16F 7/08 ,  E04H 9/02
FI (3件):
F16F15/02 E ,  F16F7/08 ,  E04H9/02 311
Fターム (13件):
2E139AA01 ,  2E139AC19 ,  2E139BA19 ,  2E139BA20 ,  2E139BA24 ,  2E139BD14 ,  3J048AC01 ,  3J048BE12 ,  3J048DA10 ,  3J048EA38 ,  3J066AA26 ,  3J066CA06 ,  3J066CB07
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 免震構造用制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-363428   出願人:曙ブレーキ工業株式会社
  • 摩擦ダンパー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-224046   出願人:山崎勇
  • 特開昭63-034333
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