特許
J-GLOBAL ID:201203077561055355

潤滑油の注油口構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-264728
公開番号(公開出願番号):特開2012-117372
出願日: 2010年11月29日
公開日(公表日): 2012年06月21日
要約:
【課題】この発明は、潤滑油の注油口構造において、潤滑油に水分が混入して生成される白濁物がキャップに堆積するのを防止することを目的とする。【解決手段】この発明は、エンジンの上部にカム軸に設けられるカムスプロケットとこのカムスプロケットに巻き掛けられるタイミングチェーンとを覆うシリンダヘッドカバーを配置し、シリンダヘッドカバーの上壁部でタイミングチェーンの上方から側方にずれた位置に筒状の注油口を形成し、注油口の内周面に、径方向内側に突出する突起部を形成し、注油口を塞ぐキャップの外周面に、突起部に嵌合する螺旋溝を形成した潤滑油の注油口構造において、注油口とシリンダヘッドカバーの上壁部を繋ぐ連結部に、内部空間がタイミングチェーンを収容するチェーン室側に向かって広くなるテーパ状の傾斜面を形成し、傾斜面に囲まれた内部空間はタイミングチェーンの上方に位置していることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エンジンの上部にカム軸に設けられるカムスプロケットとこのカムスプロケットに巻き掛けられるタイミングチェーンとを覆うシリンダヘッドカバーを配置し、 前記シリンダヘッドカバーの上壁部で前記タイミングチェーンの上方から側方にずれた位置に筒状の注油口を形成し、 前記注油口の内周面に、径方向内側に突出する突起部を形成し、 前記注油口を塞ぐキャップの外周面に、前記突起部に嵌合する螺旋溝を形成した潤滑油の注油口構造において、 前記注油口と前記シリンダヘッドカバーの上壁部を繋ぐ連結部に、内部空間が前記タイミングチェーンを収容するチェーン室側に向かって広くなるテーパ状の傾斜面を形成し、 前記傾斜面に囲まれた内部空間は前記タイミングチェーンの上方に位置していることを特徴とする潤滑油の注油口構造。
IPC (1件):
F01M 11/04
FI (1件):
F01M11/04 A
Fターム (7件):
3G015AA06 ,  3G015AA07 ,  3G015BJ02 ,  3G015BJ08 ,  3G015CA05 ,  3G015DA10 ,  3G015EA06
引用特許:
審査官引用 (2件)

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