特許
J-GLOBAL ID:201203078185050602

ジアセチレン構造を有する液晶性高分子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 順之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-030116
公開番号(公開出願番号):特開2012-167214
出願日: 2011年02月15日
公開日(公表日): 2012年09月06日
要約:
【課題】大きい屈折率異方性を示す液晶性高分子、さらに優れた性能を有する液晶素子や光学素子の提供。【解決手段】下記の一般式で表される化合物を反応させて得られるジアセチレン構造を有する液晶性高分子。R1-Sp1-(Ar1)p-(Ar3)q-(Phe)r-C≡C-C≡C-(Phe)r-(Ar4)q-(Ar2)p-Sp2-R2(式中、R1およびR2は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、イソチオシアネート基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、または反応性基を表し、R1およびR2の少なくとも一方は反応性基を有する。また、SP1およびSP2はスペーサー基を表し、Ar1およびAr2は、非置換または置換の芳香族の炭素環式または複素環式基であり、Ar3およびAr4は、非置換または置換の複素環式基であり、Pheは、非置換または置換1,4-フェニレン基を表し、p、qおよびrは、それぞれ0または1である。)【選択図】図3
請求項(抜粋):
下記の一般式(A)で表される化合物を反応させて得られるジアセチレン構造を有する液晶性高分子。 R1-Sp1-(Ar1)p-(Ar3)q-(Phe)r-C≡C-C≡C-(Phe)r-(Ar4)q-(Ar2)p-Sp2-R2 (A) (式中、R1およびR2は、互いに独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、イソチオシアネート基、あるいは炭素原子1ないし15個を有して非置換又はハロゲン原子、シアノ基、トリフルオロメチル基若しくは反応性基により一置換若しくは多置換されたアルキル基、炭素原子2ないし15個を有して非置換又はハロゲン原子、シアノ基、トリフルオロメチル基若しくは反応性基により一置換若しくは多置換されたアルケニル基若しくはアルキニル基、または反応性基を表わし、ここで1個以上の非隣接-CH2-基は-O-、-CO-、-COO-および/または-OCO-により置換されていてもよい。ただし、R1およびR2の少なくとも一方は反応性基を有する。また、Sp1およびSp2は互いに独立して、-O-、-S-、-CO-、-COO-、-OCO-、-OCO-O-、-CO-NR3-、-NR3-CO-、-O(CH2)n-、-(CH2)nO-、-CH=CH-COO-、-OCO-CH=CH-、-(CH2)m-、-(SiR4R5-O)n-または単結合であり、ここでmおよびnは独立して1〜10の整数を表し、R3、R4およびR5は水素原子または炭素数1〜4のアルキル基を表し、Ar1およびAr2は、互いに独立して、非置換またはハロゲン原子、シアノ基、トリフルオロメチル基、メチル基、エチル基、メトキシ基若しくはエトキシ基により一置換若しくは多置換された炭素数16までの芳香族の炭素環式または複素環式基であり、縮合環を含んでいてもよく、Ar3およびAr4は、互いに独立して、非置換またはハロゲン原子、シアノ基、トリフルオロメチル基、メチル基、エチル基、メトキシ基若しくはエトキシ基により一置換若しくは多置換された炭素数16までの複素環式基であり、縮合環を含んでいてもよく、単結合で連結された複数の複素環式基でもよく、Pheは、非置換またはハロゲン原子、シアノ基、トリフルオロメチル基、メチル基、エチル基、メトキシ基若しくはエトキシ基により一置換若しくは多置換された1,4-フェニレン基を表し、p、qおよびrは、それぞれ0または1である。)
IPC (2件):
C08F 38/00 ,  C09K 19/38
FI (2件):
C08F38/00 ,  C09K19/38
Fターム (13件):
4H027BA11 ,  4J100AT13P ,  4J100AT15P ,  4J100BA02P ,  4J100BC43P ,  4J100CA01 ,  4J100DA01 ,  4J100DA04 ,  4J100DA63 ,  4J100DA66 ,  4J100FA03 ,  4J100FA19 ,  4J100JA39
引用特許:
審査官引用 (3件)

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