特許
J-GLOBAL ID:201203078479973415
遷臨界冷媒サイクルにおける液体および蒸気の分離
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
橋本 剛
, 富岡 潔
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-530134
公開番号(公開出願番号):特表2012-504747
出願日: 2009年09月29日
公開日(公表日): 2012年02月23日
要約:
冷媒蒸気圧縮システムが、冷媒回路において冷媒放熱用熱交換器と冷媒吸熱用熱交換器との間に配置されたフラッシュタンクを備えている。フラッシュタンクは、上部チャンバ、下部チャンバおよび中間チャンバを有した内側容積部を画定するシェルを備えている。第1の流体通路が、中間チャンバと上部チャンバとを連通させており、第2の流体通路が、中間チャンバと下部チャンバとを連通させている。入口ポートが、中間チャンバと連通している。第1の出口ポートが、上部チャンバと連通しており、第2の出口ポートが、下部チャンバと連通している。
請求項(抜粋):
冷媒回路において連通するように接続される、超臨界圧力へ冷媒蒸気を圧縮する圧縮装置と、超臨界冷媒圧力で動作するガスクーラと、亜臨界冷媒圧力で動作するエバポレータと、
前記冷媒回路の前記ガスクーラと前記エバポレータとの間に配置された1次膨張装置と、
前記冷媒回路の前記ガスクーラと前記1次膨張装置との間に配置された2次膨張装置と、
前記冷媒回路において冷媒の流れとして前記1次膨張装置の上流側でかつ前記2次膨張装置の下流側に配置されたフラッシュタンクと、
を備えてなる、遷臨界冷凍サイクルで動作する輸送冷凍冷媒蒸気圧縮システムであって、
前記フラッシュタンクは、
上部チャンバ、下部チャンバおよび中間チャンバへ分割された内側容積部を画定するシェルと、
前記中間チャンバと前記上部チャンバとを連通させる第1の流体通路と、
前記中間チャンバと前記下部チャンバとを連通させる第2の流体通路と、
前記2次膨張装置を通過した冷媒流を受けるように前記中間チャンバと連通した入口ポートと、
前記フラッシュタンクから蒸気相の冷媒流を吐出するように前記上部チャンバと連通した第1の出口ポートと、
前記フラッシュタンクから前記冷媒回路へ液体相の冷媒流を吐出するように前記下部チャンバと連通した第2の出口ポートと、
を備えることを特徴とする輸送冷凍冷媒蒸気圧縮システム。
IPC (3件):
F25B 43/00
, F25B 1/00
, F25B 1/10
FI (4件):
F25B43/00 R
, F25B1/00 396D
, F25B1/00 311B
, F25B1/10 S
引用特許:
審査官引用 (2件)
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冷凍装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-345689
出願人:ダイキン工業株式会社
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空気調和機の受液器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-004768
出願人:松下電器産業株式会社
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