特許

J-GLOBAL ID：201203082096600760

ナノコンポジット熱電変換材料の製造方法

発明者： 村井 盾哉 ,  木太 拓志
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (5件)： 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  亀松 宏 ,  永坂 友康
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2011-006106
公開番号（公開出願番号）：特開2012-146928
出願日： 2011年01月14日
公開日（公表日）： 2012年08月02日
要約：

【課題】複雑な工程を経ることなく、フォノン散乱粒子をナノサイズに確保してナノコンポジット熱電変換材料を製造する方法を提供する。【解決手段】熱電変換材料マトリクス中にナノサイズのフォノン散乱粒子が分散したナノコンポジット熱電変換材料の製造方法において、 熱電変換材料を構成する各元素のナノ粒子の混合物を酸化雰囲気中で水熱処理することにより、該各元素のうち最も酸化され易い元素の一部を酸化してナノサイズのフォノン散乱粒子としての酸化物粒子を形成し、並行して、該最も酸化され易い元素の残部と他の元素とを合金化して熱電変換材料マトリクスを形成する工程、および 得られた熱電変換材料マトリクスと酸化物粒子との混合物を焼結する工程を含むことを特徴とするナノコンポジット熱電変換材料の製造方法。 本発明によれば熱電変換材料マトリクスの組成は固溶体組成範囲で変動可能である。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

熱電変換材料マトリクス中にナノサイズのフォノン散乱粒子が分散したナノコンポジット熱電変換材料の製造方法において、 熱電変換材料を構成する各元素のナノ粒子の混合物を酸化雰囲気中で水熱処理する工程、および 前記水熱処理後に焼結する工程 を含むことを特徴とするナノコンポジット熱電変換材料の製造方法。

IPC (4件)：

H01L 35/34 ,  H01L 35/26 ,  B22F 1/00 ,  C22C 1/00

FI (4件)：

H01L35/34 ,  H01L35/26 ,  B22F1/00 A ,  C22C1/00 Q

Fターム (7件)：

4K018AA40 ,  4K018BA20 ,  4K018BB05 ,  4K018BC09 ,  4K018BC12 ,  4K018EA21 ,  4K018KA32

引用特許：

審査官引用 (2件)

• ナノコンポジット熱電変換材料およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2009-145742   出願人：トヨタ自動車株式会社
• ナトリウムコバルト酸化物の合成法及び合成装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-387552   出願人：株式会社荏原製作所