特許
J-GLOBAL ID:201203082598605006

粘性材料充填方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 来栖 和則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-187032
公開番号(公開出願番号):特開2012-045444
出願日: 2010年08月24日
公開日(公表日): 2012年03月08日
要約:
【課題】粘性材料を容器からシリンジに移送して充填する方法であって、容器およびシリンジを密閉状態で収容するためのチャンバを不可欠とすることなく、充填中に粘性材料内へのガスの混入を防止するものを提供する。【解決手段】粘性材料14を収容している容器12内にプランジャ22を挿入し、ガスの流れに関して逆止機能を有する第1プラグ160をシリンジ20内に挿入し、容器12とシリンジ20とを互いに接続し、第1プラグ160に係合するようにロッド230をシリンジ20内に挿入し、プランジャ22を容器12内に押し込み、それにより、粘性材料14を容器12からシリンジ20に移送して充填する。【選択図】図13
請求項(抜粋):
粘性材料を容器からシリンジに移送して充填する粘性材料充填方法であって、 前記容器は、 容器ハウジングと、 その容器ハウジング内に形成され、前記粘性材料が収容されるべき容器内部空間と、 前記容器ハウジングに形成され、前記容器内部空間に連通した第1開口部および第2開口部と を含み、 前記シリンジは、 シリンジハウジングと、 そのシリンジハウジング内に形成され、前記容器から前記粘性材料が移送されて充填されるべきシリンジ内部空間と、 前記シリンジハウジングに形成され、前記シリンジ内部空間に連通した第3開口部および第4開口部と を含み、 当該粘性材料充填方法は、 前記容器内に前記粘性材料が収容されている状態で、前記容器の前記第1開口部から前記容器内にプランジャを挿入し、それにより、容器セットを準備する容器セット準備工程であって、その容器セットは、所定位置に保持されるものと、 第1プラグを前記シリンジ内にスライド可能に接触する状態で挿入し、それにより、シリンジセットを準備するシリンジセット準備工程であって、前記第1プラグは、前記シリンジ内に挿入された状態で、前記シリンジ内部空間を、前記第3開口部の側の第1部分空間と、前記第4開口部の側の第2部分空間とに仕切り、前記第1プラグは、さらに、前記第1部分空間から前記第2部分空間に向かう向きのガスの流れは許容するが、同じ向きの前記粘性材料の流れは制限するとともに、前記第2部分空間から前記第1部分空間に向かう向きのガスの流れも前記粘性材料の流れも阻止し、前記シリンジセットは、前記シリンジの前記第3開口部が前記容器の前記第2開口部に実質的に気密にかつ分離可能に接続された状態で保持されるものと、 前記シリンジ内において前記第1プラグに係合し、それにより、前記第1部分空間の容積が減少する向きの力を前記第1プラグに付与するロッドを前記シリンジ内に挿入するロッド挿入工程と、 前記プランジャを、前記容器内において前記第2開口部に向かって押し込み、それにより、前記容器内の前記粘性材料を前記第2開口部から押し出し、それにより、前記粘性材料を前記容器から前記シリンジの前記第1部分空間内に移送して充填する押出し工程と を含む粘性材料充填方法。
IPC (4件):
B05D 3/00 ,  B05D 1/26 ,  B65B 3/18 ,  B65B 3/10
FI (4件):
B05D3/00 B ,  B05D1/26 Z ,  B65B3/18 ,  B65B3/10
Fターム (11件):
3E118AA02 ,  3E118AB18 ,  3E118BA06 ,  3E118CA03 ,  4D075AC06 ,  4D075AC84 ,  4D075AC86 ,  4D075AC88 ,  4D075DC08 ,  4D075DC21 ,  4D075EA35
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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