特許
J-GLOBAL ID:201203083131721246

穴あけ加工制御方法および穴あけ加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫 ,  岡林 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-156370
公開番号(公開出願番号):特開2012-016793
出願日: 2010年07月09日
公開日(公表日): 2012年01月26日
要約:
【課題】異なる材質の材料により形成されていることで区分される複数の形成領域を有するワークに穴を形成するために、穴が形成される2以上の加工対象層をドリルに作用する負荷トルクに基づいて自動的に判別可能とすると共に、加工対象層毎に設定された加工条件での穴あけ加工の容易化および加工効率の向上を図る。【解決手段】異なる材質の材料で区分される形成層51〜56を有するワーク50に穴70を形成する穴あけ加工装置において、加工対象層判定手段は、穴あけ加工の開始とドリル4に作用する負荷トルクの変化とに基づいて加工対象層51a〜56aを穴あけ加工の順に判定し、加工条件決定手段は、各加工対象層51a〜56aの形成材料に対応した設定加工回転速度および設定加工前進速度を決定し、駆動制御手段は、ドリル4が設定加工回転速度および設定加工前進速度で穴70を形成するように、主軸モータおよび送りモータを制御する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ワークと前記ワークに穴を形成する工具との間で相対的な回転運動および相対的な送り運動を行わせる駆動装置を制御する制御装置を備える穴あけ加工装置による穴あけ加工制御方法において、 前記ワークは、材質が異なる材料により形成されていることで区分され複数である所定数の形成領域を有し、 前記制御装置による前記駆動装置の駆動制御工程は、前記工具に作用する負荷トルクを検出する負荷トルク検出ステップと、前記ワークに対する穴あけ加工の加工開始を判定する加工開始判定ステップと、2以上の前記形成領域を、前記加工開始と前記負荷トルクの変化とに基づいて、前記送り運動の方向である送り方向に配列されている2以上の加工対象層として穴あけ加工の順にそれぞれ判定する加工対象層判定ステップと、前記加工対象層判定ステップで判定された前記加工対象層を形成している材料に対応した前記回転運動の回転速度および前記送り運動の送り速度を決定する加工条件決定ステップとを含み、 前記工具は、前記2以上の加工対象層に亘って前記穴を形成することを特徴とする穴あけ加工制御方法。
IPC (5件):
B23B 47/18 ,  G05B 19/416 ,  B23Q 15/08 ,  B23Q 15/12 ,  B23Q 17/09
FI (6件):
B23B47/18 B ,  B23B47/18 A ,  G05B19/416 F ,  B23Q15/08 ,  B23Q15/12 Z ,  B23Q17/09 A
Fターム (23件):
3C001KA01 ,  3C001KB02 ,  3C001SB03 ,  3C001SB04 ,  3C001TA05 ,  3C001TA06 ,  3C001TB06 ,  3C029CC07 ,  3C036DD05 ,  3C036DD10 ,  3C269AB03 ,  3C269BB01 ,  3C269BB08 ,  3C269BB11 ,  3C269CC17 ,  3C269EF02 ,  3C269EF23 ,  3C269EF30 ,  3C269EF67 ,  3C269GG02 ,  3C269GG05 ,  3C269PP15 ,  3C269QA09
引用特許:
審査官引用 (2件)

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